いろんなことが重なって15年ぶりのお試しをしてみた③

アイテム,ランニング、マラソン

前々回、アシックスとアディダスのシューズを超久々に購入してみたことを書きました。

 

今回は第2弾(最後)、アディダスです。

実に15年ぶりの購入です。

 

 

評判の良い(?)トレーニング用シューズが気になっていた

アディダスで気になっていたのは、「アディゼロ EVO」シリーズです。

 

しかし、レース用の「EVO 1」や「EVO 2」は8万円超と超高価なうえに耐用距離が100km弱(フルマラソン1レース分)という代物。
しかも、なかなか買えないという。

 

そんなものを私のような大した走力レベルでない市民ランナーが買って使用するのは、運転技術が普通レベルの一般人がブガッティのスポーツカーに乗るようなものです。

それではなく、「EVO 1」から着想を得て開発・販売された「EVO SL」が気になっていたのです。

 

 

価格は19,800円(税込)と、「EVO 1」と比べれば超リーズナブル(当然か)。

他ブランドの同様のトレーニング用シューズと比べても、高くなく安くなくという感じ。

SNSなどでけっこう評判がよかったので、どんな感じなのか試してみたかったのです。

 

そこで、今回を機に購入しちゃいました。

 

第一印象はとてもよい

カラーバリエーションがけっこう豊富でしたが、私はほぼシルバー一色のやつを選びました。

 

 

見た目はとてもクールで、そしてレース用シューズのように軽いです。
(実際はレース用より重いけれど、そんなに差は感じない)

デザインもヘンにデコッているようなものがなくシンプルでよいです。

第一印象は非常によかったです。

 

第一印象で唯一「ここはどうなんだろう?」と思ったのは、ソール。

ソールのラバー部分が超薄いです。サンドペーパーのような手触りでグリップ力のあるContinental製のラバーを使っていますが、軽さを追求した分超薄く、すぐに摩耗しちゃいそうに見えます。

まぁ、私は耐久性をそこまで求めていないのでいいのですけどね(笑)。

 

実際に履いてみた

購入した週の週末にさっそく使用して、9kmほど走ってみました(30km走前日のため、軽め)。

 

履いてみて感じたのは、「ちょっと高いな」でした。

「高い」というのは言い換えれば「厚い」、つまり自分の背がちょっと高くなった感覚です(笑)。

ただ、ミッドソール(Lightstrike Pro)がそんなに軟らかくないからか安定感があり、走りに特に支障はなさそうだなと思いました。実際走ってみて支障はありませんでした。

 

走ってみると、「いろんなペースで走れそうだな」という感覚がありました。

ゆっくりしたジョグペースから、レースペースより速めのスピード練習でも両方いけそうな感じ。

実際に走った時は「速めのジョグペース」だったのですが、自分のイメージしていたペースより5~10秒/km速く走れていたので、スピードに乗りやすいシューズだなと感じました。

第一印象だけでなく、実際使ってみた印象も好印象。

 

一方で、「う~ん」と思ったのはヒモ(紐)です。

 

ヒモの素材的にちょっとほどけやすい感じがします。

ヒモがナイキ「ヴェイパーフライ」「アルファフライ」シリーズのようなやつだったら、申し分ないなと思いました。

ヒモヒモ言ってますが、シューズを足にフィットさせるためにヒモは重要です。

 

余談ですが、アシックスの「MetaSpeed SKY TOKYO」のヒモはとても良かったです。

 

トレーニング用として多用しそう

「EVO SL」は幅広いペースで走れそうなので、トレーニング用に多用することになりそうです。

30km走などの長い距離走では、私はレース用シューズを使用することがほとんどですが、「EVO SL」を使用するのもアリかなと思いました。

 

個人的な感想ですが、もしも

「シューズは1足しか持たん!レースからトレーニングまで1足だけでやっていく!」

というランナーがいれば、これはおすすめかも。

レースにも普通にいけると思いますし、どんなトレーニングでもいけそうです。

 

もしも「EVO SL 2」が発売されたら、また気になるかもしれません(笑)。