黎明期とは、こういうもの?UEFAネーションズリーグが未だにしっくりこない(苦笑)

サッカー

今季から始まったUEFAネーションズリーグ。
欧州各国でグループリーグが行われ、すでにカテゴリー転落が決定した国も出てきています。

 

しかしながら、この大会にしっくりきていない私は、未だに

「どうなの?」

っていう感じがしています(苦笑)

 

 

「欧州選手権」はEUROだけで十分じゃない?

欧州王者を決める大会として、EURO(欧州選手権)がすでにあります。

グループリーグによる予選を通過した国だけが本大会に出場して、本大会でも激しく熱い試合が行われます。
南米王者を決めるコパ・アメリカと同様、欧州王者を決める大会として確立しており、この大会の優勝国こそが「欧州王者」だと私は思っています。

そんなEUROがあるのに始まったネーションズリーグ。
ワールドカップとEUROの合い間のタイミングに行われることと、「すでにEUROがあるのに、なんでまたこんな大会作るの?」という感じがして、しっくりこないでいます…

 

稼げるのは確かだが…

UEFAがネーションリーグを開催したのは、「稼げるから」というシンプルな動機によるものと推測しています。

代表チームのEUROや、クラブチームのチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグは、すでに大会として確立されています。TV放映権や観客動員による収益も年々増加していて、ビジネスとして右肩上がりではないかと。

そこで、「もう一丁大会つくっちゃえ! ワールドカップとEUROの間空いてるし」的なノリで始めたのだろうと。

 

たしかに大会を作れば、見る側は注目するでしょう。
注目されれば、TV放映権や観客動員による収益も増やせるわけで、UEFAとしては増やさない手はないはず。

 

でも、やっぱり個人的にピンときません……

カテゴリーの組み方やEURO出場権の付与といった大会のシステムそのものに対して

 

「この大会の目的は何なの?」

 

という感じが拭えないのです……

 

ドイツとクロアチアがカテゴリーAからBに転落することが決定したと聞いても、

「だからどうした? それでもEUROで優勝しちゃえば、そこが欧州王者じゃん」

と思うのです(苦笑)。

 

「始まり」は決まってこういうものなのかもしれない

他方で、この違和感というかピンとこない感じは、まだ始まったばかりだからなのかもしれないとも思っています。
5回ぐらい大会を経れば(10年後あたり?)、大会システムにも違和感を覚えずにEUROと同じぐらい注目するようになるのかもしれません。

EUROやコパ・アメリカも、始まった当初はこんな感じだったのでしょう。

 

ということで、未だしっくりきていないし、EUROとの兼ね合いなどがよく分かっていないものの(苦笑)、大会の行方は気にしておこうと思っています。

 

とりあえずイタリア頑張れ!
これだけは言っておきたい(笑)