旧ソ連代表のウクライナ人選手を調べてみたら意外と多かった

サッカー,雑感

ロシアの(いや、「プーチン政権の」と書くのが適切なのかも)ウクライナ侵攻が続いていて、早く終わってほしいと思っている今日この頃。

ウクライナの偉大なボクサーがキエフ市長だったり領土防衛軍に参加していることもあり心配なのですが、サッカー選手(元選手含む)に目を向けて調べてみると、現役選手やアンドリー・シェフチェンコ以外にも意外といました。

 

 

ディナモ・キエフ出身選手に多い

ウクライナの首都はキエフ。
キエフの名門サッカーチームであるディナモ・キエフには、ウクライナの選手が(元選手も)多いです。

 

ディナモ・キエフといえば、シェフチェンコがいた(ミラン移籍前の)1990年代後半のCLでの躍進が思い出されるところですが、個人的にはその前の1986年カップウィナーズカップ優勝の記憶の方が印象に残っています。

 

同年のチャンピオンズカップ(CLの前身)の優勝チームはルーマニアのステアウア・ブカレストで、東欧のチームが大躍進したシーズンでした。
そして、それぞれの決勝で負けたのは、バルサ(チャンピオンズカップ)とアトレティコ・マドリー(カップウィナーズカップ)というスペインのチーム。

当時、小学6年生のサッカー少年(兼サッカーオタク)だった私は「こんなこともあるんだなぁ」と思ったものでした。

 

そんなこともあり、私の場合、当時のディナモ・キエフの選手の方が知っているのかも。

ただ、当時はまだソ連だった時代。
「旧ソ連代表にもウクライナの選手はけっこういるんだろうな」と思い、調べてみました。

 

調べてみた

私が旧ソ連代表選手として記憶している中で、ウクライナ人だった元選手はこんなにいました(順不同)。

アナトリー・デミヤネンコ
ウラジミール・ベスソノフ
オレグ・クズネツォフ
アレクセイ・ミハイリチェンコ
オレクサンドル・ザヴァロフ
オレグ・ブロヒン
オレグ・プロタソフ
イゴール・ベラノフ
ヴァシリー・ラッツ
セルゲイ・レブロフ

 

ブロヒン、プロタソフといえば、旧ソ連代表の歴代最多得点の2トップ。

ザヴァロフは、1986年のカップウィナーズカップ決勝で先制点をとった選手。

ベラノフは、1986年のUEFA年間最優秀選手(ハロンドール)受賞者。

ラッツは、1986年ワールドカップのフランス戦や1988年EUROのオランダ戦で強烈な左足のシュートを決めた選手。

 

旧ソ連代表で主力だった元選手が意外といて、ちょっとびっくりでした。

 

ますます早く終わってほしい。無事であってほしい

80年代に活躍した元選手は、今60歳前後になるかと思います。

 

もしかしたら、一部の元選手は領土防衛軍に参加しているのかもしれません。

 

そう思うといっそう心配だし、早く停戦してほしいという願いも強まります。

願うことしかできませんが、無事と一刻も早い停戦を願いつづけます。