「1勝1分け1敗で突破」という皮算用はグループリーグ敗退フラグ

サッカー

珍しく日本代表を応援する人の気持ちになって書いてみました♪

 

今朝ネットで

「1勝1分け1敗でグループリーグ突破だ!」

なる記事を見たので、愕然としました。

 

一体、過去の大会から何を学んでいるんだと。

「勝ち星の皮算用なんかやめようよ」と思っています。

 

 

過去の「1勝1分け1敗」の目論見⇔実績

過去のW杯で大会前に「1勝1分け1敗」という目論見があった大会は、少なくとも3大会あった記憶があります。
98年フランス大会、06年ドイツ大会、14年ブラジル大会。

 

98年大会は

「アルゼンチンに負けるのは仕方ない。クロアチアとは引き分けよう。ジャマイカには勝てるっしょ」

という目論見だったかと。

で、結果は3戦全敗でしたよね。

 

06年大会は

「ブラジルに負けるのは仕方ない。クロアチアとは引き分けで十分。オーストラリアには勝とう」

で、結果は1分け2敗でしたよね。

 

14年大会は

「コロンビアは厳しいなぁ。コートジボワールとは引き分けておきたい。ギリシャには勝っておきたいよね」

で、結果は1分け2敗でしたよね。

 

勝ち星を計算できるほど強いの?

どういうわけか(?)「1勝1分け1敗」という事前の目論見をした大会に限って、見事に惨敗している気がしています。

それでも懲りずに「1勝1分け1敗」と宣うのは、どういうことなのだろうかと疑問です。

 

もちろん現場の選手やコーチ陣は違った考えをしているかもしれません。
いや、そうであってほしいです。

 

ただ、メディアで勝ち星の皮算用が出てくると、なんだかなぁという気分になります。

メディアはメディアで、煽って盛り上げたいという意図があるのでしょうけど、

 

「勝ち星の計算ができるほどの強豪国でしたっけ?」

 

と思います。

そんな計算ができるのなら、アジア予選でも計算通りにラクに突破してみろよ、と思うのですが。

 

突破する気なら全試合勝ちに行け!

グループリーグを突破するつもりなら、全試合勝ちに行くつもりじゃないとダメじゃないかと思っています。

「○○とは引き分けでいいや」とか言ってる余裕なんかないでしょう。
3試合全力で勝ち点3を狙わないと。

少なくとも選手やコーチ陣はそんな意気込みであってほしいです。

 

もちろん「勝つための戦術」として、ディフェンスをガチガチに固めるとか消極的な試合内容になることもあるでしょう。

でも、アジア予選ですらも「自分たちのサッカー」なんて出来やしなかったのだから、本大会なんてもっと無理でしょう。
泥臭くてもいいので、地道に「勝つための戦術」に徹してほしいなと思います。
それでもダメだったのなら納得するけどなぁと思います。

 

どういう結果になるにせよ、「よく頑張った」と言える大会になってほしいとは思います。

 

 

さ。今夜のポルトガル-スペインから見始めるぞ♪