イチローさん米国野球殿堂入り!満票ではなかったけれど素晴らしい
イチローさんの米国野球殿堂入りが正式に決定しました。
以前から私は
「資格1年目での殿堂入りは間違いない。注目は満票かどうか」
と思っており、
「得票率90%は超えるとおもうけど、満票は厳しいだろうな…」
とも思っていました。
結果は既報の通りですが(得票率99.7%。満票に1票届かず…)、今はただただ「おめでとうございます!」という気持ちです。
90年の歴史で1人しかいないんだから…
米国野球殿堂が最初に表彰をしたのは1936年。
約90年の歴史があります。
最初の表彰者の中には、タイ・カッブ、ベーブ・ルース、ホーナス・ワグナーといった文字通り「伝説」の選手がいて、翌年にはサイ・ヤングが表彰されています。
そんな長い歴史の中で、満票で殿堂入りした選手(厳密には元選手)はマリアノ・リベラ一人しかいません。
上記4人も
ジョージ・シスラーも
ルー・ゲーリッグも
ウィリー・メイズも
テッド・ウィリアムズも
ハンク・アーロンも
ノーラン・ライアンも
リッキー・ヘンダーソンも
グレッグ・マダックスも
ケン・グリフィーJrも
カル・リプケンJrも
デレク・ジーターも
みんな満票ではありませんでした。
どれだけ満票のハードル(基準)を下げたとしても、やっぱり数人は投票しない記者がいるんじゃないかな、と予想していました(もちろん満票を願っていましたが)。
なので、満票とならなかったことは想定内でした。
「あと1人だった」と知ると、惜しい…
満票は無理だとしても、90%以上の得票(支持)は資格1年目でも得られるだろうと思っていました。
シーズン262安打という、私が生きている間破られそうにない大記録を樹立しているし、10シーズン連続200安打以上、10シーズン連続ゴールドグラブ受賞という金字塔も打ち立てているからです。
攻守両面で長い間トップレベルの活躍をした実績に疑いの余地はありません。
なので、「90何パーセントになるかなぁ?」という感じで発表を待っていました。
それがそれが、
私の想定を上回る99.7%の得票率でした。
満票まであと1人。
それを知ったとき、
「うわ~惜しい!!投票しなかったの誰だよ~!!」
と思いました。
ついさっきまで「満票は無理だろう」と思っていたのに(笑)。
イチローさんのコメントが素晴らしかった
1票足りなかったのがものすごく残念だったので、イチローさんご本人も同じように思っているかなぁと思っていたのですが、コメントを知って感服しました。
イチローさん
「1票足りないというのは、凄く良かったと思います。しかもジーターと一緒。足りないものを補いようがないですけど、努力とかそういうことじゃないからね。いろんなことが足りない。人って。それを自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思うんです。これとそれはまた別の話なんですけど、不完全であるというのはいいなって。生きていく上で不完全だから進もうとできるわけです。そういうことを改めて考えさせられるというか、見つめ合える。そこに向き合えるのは良かったなと思います」
こういうマインドだからここまで野球を極めてきたんだろうなと、改めて思いました。
しかも現在進行形でトレーニングに励んでいるし。
本当に素晴らしいコメントでした。
私は特別イチローさんのファンなわけではないし、何なら今はMLBで大谷選手ばかり見ているのですが(笑)、使用していたサングラス(OAKLEYのJuliet)、現在使用中のサングラス(OAKLEYのRADAR)が全く同じだし、Julietのイチローモデルも数種類持っていたので、なんだかんだでファンなのかもしれません(笑)。
とにかくアジア人史上初の米国野球殿堂入りおめでとうございます!
最後に、
日本野球殿堂でイチローさんに投票しなかった記者ども、出てこいやぁ~!!(笑)
書いた人

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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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