ベテラン選手の引退シーンを見てジーンとくるのは歳のせい?

NBA,雑感

好きな選手の引退は、いつでも寂しいし、ジーンとくるものです。
私も若かりし頃、パトリック・ユーイングやマイケル・ジョーダン、レジ―・ミラー等々の好きな選手の引退するシーンを見ては

「ああ、引退しちゃうんだなぁ…」

と寂しい気持ちになりながらも、選手本人が笑顔を見せているのを見て「今までしんどかったんだろうなぁ」と感慨深くなることもありました。

好きだった選手の引退なら、誰もがこんな思いを持つのではないかと。

 

ただ、最近は誰の(そんなに思い入れがあったわけではない選手の)引退にもジーンときます(苦笑)。

 

 

コービー、ダンカンの後に、ウェイド、ノビツキー、ジノビリも

つい先日、MLBでイチロー選手が引退しました。
イチロー選手のことは凄い選手だと思ってはいたけれど、それほど思い入れがあるわけでもありませんでした。

でも、最後の試合の最終打席には目が釘付けになり、途中交代で味方選手一人ひとりと笑顔でハグする姿には涙がちょちょぎれそうになりました。

 

で、今度はNBA。

3年前にコービー・ブライアントが引退した時にもジーンときましたが(60点はやりすぎだとも思った(^^))、今度はドゥウェイン・ウェイド、ダーク・ノビツキー、マヌ・ジノビリが一気に引退。
ノビツキーのホーム最終戦でのセレモニーと、本当の最終戦(アウェイでのサンアントニオ・スパーズ戦)のハイライトを見たのですが、そこでもヤバくなりました…

別にノビツキーを応援していたわけでもないのに…(苦笑)

 

ホームで大きな声援があったりセレモニーがあるのは当然ですけど、敵地のサンアントニオでも試合前に特別にハイライト映像を出していました。

スパーズがノビツキーにさんざんやられていたシーンをこれでもかと(苦笑)。

 

で、最後に「THANK YOU DIRK」の文字。

ノビツキー本人も感動していたけれど、見ていた自分もこれにはやられました。
ノビツキーへのリスペクトもそうだけど、バスケという競技そのものを好きだからこそこういう映像を出すし、観客も拍手を送るんだろうなぁとか、そういうことを思うと、

「いや~、スポーツって本当にいいもんですね」

と、水野晴郎さんになった気分になります。

 

そういえば、こないだのウェイドのブザービーターの時も、なぜか感動しました。
(ウェイドもそんなに応援していたわけじゃなかったのに…)

どういうわけか、ベテラン選手の引退にジーンときます。

 

同世代の選手だからかもしれない

ノビツキーの最終戦にジーンときた時に、「歳のせいだろうか?」と思ったのですが(笑)、ちょっと違うかも。

考えてみると、今引退するベテラン選手って、みんな自分とほぼ同世代の選手です。
スピードもスタミナも衰え始めていて、疲労回復にも時間がかかるようになっている中、ピンピンバリバリの若い選手と一緒に第一線で活躍している選手が一つの区切りをつけていることに、シンパシーを感じているのかなぁと。
私自身も、明らかに10年前、さらには20年前よりも馬力も疲労回復力も弱まっていることを感じつつ、「そんなことない!」と必死に抗っているので(笑)。

 

若い頃は「往生際が悪いなぁ」みたいな超失礼なことを思っていましたが(苦笑)、今はベテラン選手に対しては

「がんばれ~!自分が納得いくまでケガせず頑張ってくれ~!」

という思いです。

 

NBAではヴィンス・カーターがまだ現役続行してくれそうです。
いい人そうだし(笑)、できるだけ長くプレーしてほしいものです。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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