サッカーで今後あまり注目しなくなる(予定の)個人記録

サッカー

世界のサッカー環境が目まぐるしく変化していて、これからも変化がつづくであろう今日この頃。

「ず~っと変わりつづけているじゃん」と言われればその通りですけど(笑)、この20年ぐらいは変わり方が顕著だと感じています。

 

市場で動くお金もそうだし(それに伴って選手の年俸や契約金も高騰の一途)、大会規模も拡大方向。
そんな状況を踏まえて、個人的に

 

「これは、参考値としてしか見ないだろうなぁ…」

 

と思う個人記録があります。

 

 

今後注目が薄れる個人記録

代表キャップ数

まず、代表戦出場試合数です。

代表の試合数が増えているので、キャップ数は更新されつづけるんだろうなと思っています。
大会規模が大きくなることで試合数が増えていることと、大会の数そのものも増えていることが要因です。

 

ワールドカップは1994年大会まで24か国の出場だったのが、1998年大会からは32か国に、そして2026年大会からは48か国に増える予定です。

地球上の国の数が増えつづけているわけではないので、各地域予選の試合数に変動はないでしょうけど、強い国ほど本大会での試合数が増えるわけで、後の世代ほど代表出場機会が増えるでしょう。

ということは、これからの世代の選手ほど代表キャップ数が多くなる可能性が高いと考えています。

 

EURO(欧州選手権)は顕著。

1960年大会~1976年大会 4か国
1980年大会~1992年大会 8か国
1996年大会~2012年大会 16か国
2016年大会~       24か国

という具合に増えています。

 

コパ・アメリカ(南米選手権)は出場国数こそあまり変わらないものの(予選がないので変わりようがない)、どういうわけか開催が不定期で、これによる当たりハズレはあるかも(苦笑)。

 

で、自分の中で決定打になったのが、近々第1回大会が開催されるUEFAネーションズ・リーグ。
グループリーグをやって、決勝トーナメントをやって…というシステムなので、単純に代表での試合数は増えます。
EURO予選やW杯予選はそのままに純粋に大会の数が増えるわけで、これからの世代の選手が今記録を抜く可能性は高まるだろうなぁと。

 

ということで、ジャンルイジ・ブッフォンの175試合や、イケル・カシージャスの167試合、リリアン・テュラムの142試合、ピーター・シルトンの120試合……といったとんでもない代表キャップ記録も、そう遠くない将来誰かに更新されるんだろうなぁ…と思うのです。

記録更新する選手はもちろん凄いですけど、リアルタイムでガッツリ見てきた選手の記録が抜かれるのは感情的にちょっと残念な感じがするので……

 

代表通算得点数

代表キャップ数が増える傾向にある以上、通算得点数もどんどん更新されるでしょう。

ボビー・チャールトンの記録がウェイン・ルーニーに更新されたときは、「ああ……」という感じでした。
更新したルーニーが素晴らしいのは間違いないですが、「おお!やったな!」とはあまり思いませんでした(苦笑)。

ガブリエル・バティストゥータの記録がリオネル・メッシに抜かれた時も同じように感じました。
私のこの感情、バティとメッシの試合数の違いを考慮すると、ちょっとは理解していただけるかと…。

ついでに言うと、ミシェル・プラティニの記録をティエリ・アンリが抜いた時も。

 

ペレのセレソンでの得点記録は、まだ更新されていないですけど、ネイマールが将来更新する可能性は否定できません…

 

CLも同じ傾向

UEFAチャンピオンズリーグ(以下、CL)も同じ傾向と言えます。

 

もちろん数多くの試合に出場しつづける選手のタフネスやパフォーマンスは称賛すべきだと思うのですが、「レジェンド」と言うべき選手のレジェンドたる記録が追い越されることに複雑な思いがあるのです。。。

 

捉え方はいろいろでしょう。
「記録は更新されていくもの」と考え、上記のような個人通算記録を参考値と位置付けて、これからは「記録」よりも「記憶」に力点を置いて観戦しようと思っています。

 

 

書いた人

ダイ
スポーツをするのも見るのも好きなマルチスポーツプレイングマニア。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。サブ3.5を目指す現役サブ4ランナー。東京マラソンは11年連続ハズレで出走経験なし…。
BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。
公認会計士 税理士
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