ワールドカップ終了。大会を通じて感じた3つのこと

サッカー

15日にサッカーワールドカップ2018年ロシア大会が終了しました。

決勝戦で戦ったフランスもクロアチアも素晴らしいチームで、試合の一部にちょっとした不満はあったものの(苦笑)、結果については文句なかったです。
優勝したフランスは優勝にふさわしいと思ったし、クロアチアもファイナリストにふさわしいチームでした。

 

上記のちょっとした不満を書く前に、大会を通じて感じたことを3つほど。

今週はワールドカップネタばかり書くことになりそうです(笑)。

 

 

「戦術○○」で優勝するのは不可能に近い

「戦術ホナウド」とか、「戦術メッシ」とか、そういうやつ。

誰か特定の選手を唯一の軸にしたり頼ったりした戦術では、もう勝てないなと感じました。

今のサッカーではMFとDFが2列のラインでガッチリ守備を固めているのが当たり前なので、よほど人間離れした選手でないと一人で打開するのは至難の業でしょう。

 

ワールドカップでは、1986年メキシコ大会のマラドーナが最後では?

90年イタリア大会の西ドイツは、完全な組織力の勝利でした。
(マテウス、クリンスマン、リトバルスキー、コーラー、ブレ―メ、フェラー等々、「絶対的なエース」一人のチームではなく、世界トップクラスの選手が何人もいるチームだった)

94年アメリカ大会のブラジルも、決して「ホマーリオのチーム」ではなかったはず。
ドゥンガ&マウロ・シウバのダブルボランチとマジーニョ、ジーニョ、ベベトがいなければ、最前線であんなに伸び伸びプレーできなかったでしょう。

98年フランス大会のフランスもそう。
ジダンは決勝戦では文句なしの大活躍をしたけれど、決勝までの試合では相手を踏んづけて退場になったり、そんなに活躍はしてなかったかと。むしろ、デサイー、テュラム、ブラン、リザラズの最終ラインとデシャン、プティの中盤の守備の強さの方が光ったチームでした。

2002年日韓大会のブラジルも同じかと。
ホナウドが8得点取って得点王になったけれど、決して「戦術ホナウド」のチームではなく、ヒバウド、ホナウジーニョの2人が欠かせなかったし、むしろこの2人がいたからこそホナウドが8得点できたと思っています。

2006年以降も組織力の勝利で、「唯一絶対のエースが優勝に導いた」というのはなかったでしょう。

 

そう考えると、メッシに依存しきっていたアルゼンチンは、負けるべくして負けたんだと納得します。

そして、メッシとCR7とモドリッチを足したぐらいの選手でないと、一人で優勝まで導くことは難しいだろうなぁと。

「不可能」とは書かず、「不可能に近い」と書いているのは、そんな選手が将来出てくるかもしれないという期待(希望)を込めてのことです(笑)。

 

「汗をかく選手」は不可欠

もう一つ思ったのは、「よく動く選手がよく効いて(利いて)いる」ということでした。

 

フランスは、カンテがいなかったら決勝まで行けなかったでしょう(決勝では残念だったけど)。

クロアチアは、モドリッチとペリシッチが、どの試合でもすごく走っている印象でした。

ベルギーも、ヴィツェルやフェライニ、デ・ブルイネが攻守によく動いていたなぁと。

今大会で意外な躍進をしたイングランドも、見た試合の中ではジェシー・リンガードが目立ってました。

 

勝つチームには、「よく動く選手」が欠かせません。

「ボールは汗をかかない」というのも事実だし至言だと思うけれど、同時に「汗をかく選手はチームに欠かせない」と感じました。

 

VARやっぱり改善の余地あり

VARは、やっぱり見直した方がいいです。

 

「あの場面もビデオ見ろよ!」

というのが、いくつもありました(苦笑)。

例えば、決勝戦の先制点のきっかけとなった、グリーズマンが倒れたシーン。
明らかに演技じゃん!…と(苦笑)。

ビデオで確認してほしいところが、「審判⇔選手&観客」の間でちょっとズレてる?…と感じました。

 

やっぱりVAR&主審の判断ではなく、選手と監督(又はどっちか)によるチャレンジ制にした方がいいなと思いました。

ただ、ベルギー vs 日本での9秒ほどのカウンター劇を見ると、チャレンジを要求するタイミングは「問題のプレー発生から10秒以内」では遅いと思いました(苦笑)。
3秒以内とか5秒以内がいいんじゃないかと。

チャレンジを要求できるのは監督とキャプテンだけに限定するとかして、チャレンジ制にするのはどうだろう? と思いました。

 

「強者の戦略」に期待

全体を通じて面白い大会でした。

今後は4点差や5点差のような完勝・圧勝の試合はグッと減り、1点差や2点差の勝負が多くなりそうだなぁと思います。対戦カードに関係なく。

どの国もチームディフェンスが強くなっていて、「相手守備を崩す」場面が減っています。

代わりにチャンスとなっているのがセットプレー。
これもまた、これから守備意識が強くなっていくでしょう。

 

これからは「チームオフェンスがどう進化するか」に注目しようと思います。

フランス、ドイツ、スペイン、ブラジルといったチームが、どこが相手でもゴールをこじ開けるような「強者の戦略」を練っていくんじゃないかと。

個人レベルでの高い能力が欠かせないでしょうけど、凄い選手の出現も含めて期待したいです。

 

 

書いた人

ダイ
スポーツをするのも見るのも好きなマルチスポーツプレイングマニア。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。サブ3.5を目指す現役サブ4ランナー。東京マラソンは11年連続ハズレで出走経験なし…。
BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。
公認会計士 税理士
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