格闘技新イベント「QUINTET」。総体重制限ありのグラップリング団体戦は面白そう

MMA

桜庭和志選手が「QUINTET」という格闘技イベントを旗揚げすることを発表しました。

打撃なしのグラップリングということで、UFCやRIZINのようなMMA(打撃・組み技・寝技全てあり)とは一線を画しますが、ADCCや柔術、柔道、レスリングを見るのも大好きな私としては、とても興味深いです。

さらに、団体戦、合計体重の制限、判定なしといったルールが設けられる予定だそうで、これもまた面白そうです。

 

 

予定されているルール

これを書いた2018年2月2日時点で予定されているルールは、以下の通りです。

・打撃なしのグラップリング
・1チーム5人による勝ち抜きの団体戦
・1チーム5人の合計体重は430kgがリミット
・決着は一本のみで、判定なし
・各チームの選手出場順は、自由に設定可
・試合時間は1試合10分。体重差20kg以上の場合は5分
・選手はラッシュガード&ハーフパンツを着用(柔術着は不可)
・試合場は柔道場のようなロープや金網のない場所

 

ADCCやメタモリスのようなグラップリングルールの大会と同じところもありますが、全く新しいルールもあり、そこが面白そうです。

 

新しいルール

チームによる団体勝ち抜き戦、順番は作戦次第

団体戦。ありそうでなかった。

 

いや、あった!

そういえば昔、IFLという米国のイベントでMMAの団体戦(チームマッチ)があったなぁ。
ヘンゾ・グレイシーとかパット・ミレティッチとかケン&フランク・シャムロックとかが参戦していたやつ。

まぁ、いいや。
「日本には今までなかった」ということで(笑)。

 

日本でも「ダブルバウト」のような、プロレスで言うところのタッグマッチはあったけれど、5 vs 5の団体戦はなかなかお目にかかれなかったかと。
(プロレスでは以前から5vs5のエリミネーションマッチがありますね。正規軍vs維新軍みたいな(^^))

団体戦のような形でも、勝ち抜きではなく、「先鋒vs先鋒、次鋒vs次鋒、中堅vs中堅……」という具合に5試合やっての総成績で勝敗を決めていたかと。
(柔道の団体戦は勝ち抜き形式だったかな?)

 

勝ち抜き戦だと、先鋒が勝てば次に相手の次鋒とやって、更に勝てば相手の中堅……とつづくので、勝った選手はチームにプラスの貢献ができるし、見る側も「おいおい、どこまで行っちゃうんだ?」みたいな楽しみ方ができるんじゃないかと。

しかも、順番は「軽い選手から」や「重い選手から」ではなく、自由です。
いきなり重い選手を出して体重差を生かした先手必勝を狙うこともできるし、軽い選手から出して重い選手を最後に残すことも可能。

(体重に関係なく)強い選手を先に出して先手必勝を狙うこともできるし、最後まで温存させておくことも可能。

「どういう順番にするか」という点でもチーム間の駆け引きがあって面白そうです。

 

判定なし

判定決着なし。
つまり、制限時間までに一本取れなければ引き分けになります。
(両チームとも次の選手が出ることになる)

 

ということは、先勝したチームは、残り試合を全部引き分けに持ち込めば大将一人だけ残して勝利、ということも可能。

「戦略的ドロー」が可能ということです。

 

負けたチームは一本を取りに行かないといけない。
勝ったチームは一本を取られないようにする。

この攻防も見応えがあるんじゃないかと思います。

 

判定なしのルールと聞いて、初めは「膠着しまくりかもなぁ…」と思っていましたが、負けているチームに膠着するメリットは全くなく、勝たないとチームの負けにつながるので「面白そうだ」と気が変わりました(笑)。

 

チーム合計での体重制限

チームの【合計】体重の制限というのが斬新です。

これを知って、こないだTVで見た「把瑠都vs合計体重170kgのチーム」の相撲対決を思い出しました(笑)。

 

選手一人ひとりに体重制限を設けるのではなく、チーム5人の合計体重に制限を設けるところが面白いです。

「86kgの選手5人」のチームも可能だし、いろんな体重・階級の組み合わせが可能です。
軽い選手を入れることで、120kg以上の巨漢選手を入れることも可能でしょう。

このルールによる駆け引きも面白いところです。

 

いろんな選手が出ることにも期待

今のところ発表されている選手も名だたる寝技・組み技選手なのですが、MMAで活躍することが難しかった柔術家や柔道家、サンビスト、レスラー等々がどんどん出てきたら面白そうだと思っています。

ニーノ・シェンブリとか、
パウエル・ナツラとか、
マーカス・アウレリオとか、
フーベンス・シャーレスとか、
サウロ&シャンジのヒベイロ兄弟とか、
エディ・ブラボーとか、
マルセロ・ガウシアとか、
ディーン・リスターとか、
ホジャ―・グレイシーとか、
アンドレイ・コピィロフとか、

あと、クロン・グレイシーも。

けっこう懐かしい名前が多いか(苦笑)。

 

期待したいです♪

 

 

書いた人

ダイ
スポーツをするのも見るのも好きなマルチスポーツプレイングマニア。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。サブ3.5を目指す現役サブ4ランナー。東京マラソンは11年連続ハズレで出走経験なし…。
BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。
公認会計士 税理士
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