ナイキ創業者の本を読んで今まで以上にナイキが好きになった

日常の出来事, 学び, 会計士

大型書店でもベストセラーランキングの上位に入っているらしい本、『SHOE DOG』。
ナイキ創業者のフィル(フィリップ)・ナイトさんが書いた本で、ナイキ(の前身会社)設立~株式上場のことを綴った本です。

 

「2017年最高のビジネス書」という呼び声もあるようで、読む前は

 

「ほんとかよ!?そんなにすごいこと書いているのかよ!?」

 

と半信半疑でしたが、マジで素晴らしい本でした(笑)。

 

私が知っているナイキは、1990年前後の「エア・ジョーダン」ブーム以降のことで(それ以前だと、80年代後半の一時期にプレーベン・エルケーア・ラルセンとかラモス瑠偉さんが履いていたサッカースパイク「エルク」シリーズぐらい)、創業者はフィリップ・ナイトさんという人だということと、創業当初のことはオニツカタイガーの輸入代理店から始まったことぐらしか知らなかったので、創業当初のことを知ることができたのも良かったです。

 

ビジネス書というより自叙伝のような感じで読みましたが、「おお!」と心を揺さぶられる内容があちこちにありました。

548ページの本で、熟読したため読了するのに5日かかりましたが(苦笑)、読んでよかったです。

 

 

しびれたフレーズ

内容は読んだ方がいいと思うので(百聞は一読にしかず)、私がしびれたフレーズをいくつか挙げます。

「お~」とか、「そうだよなぁ」とか、「なるほど~」などつぶやきながら赤線を引っ張ったところです(笑)。

 

「最も懸命に走り最もリスクを背負うのは、先頭のランナーなのだ」

 

「シューズの販売はなぜそれらと違ったのだろうか。セールスではなかったからだ。私は走ることを信じていた。みんな毎日数マイルを走れば、世の中はもっと良くなると思ったし、このシューズを履けば走りはもっと良くなると思っていた。この私の信念を理解してくれた人たちが、この思いを共有したいと思ったのだ。
信念だ。信念こそは揺るがない。」

 

「競争のコツは忘れることだと、私は陸上から学んだ。」

「自分の限界を忘れる。不安、苦痛、過去も忘れる。」

 

「いざ自分のビジネスを立ち上げれば、人生の他のリスク、たとえば結婚、ラスベガスのギャンブル、アリゲーターとのレスリングなど、たいしたリスクではないと思えてくる。失敗するならするでもいい。さっさと失敗して、それを教訓として一からやり直す時間や年月が持てればいい。」

 

「いい知らせはすぐに伝わる。悪い知らせはさらに速い。ロケット並みだ。」

 

「会社がダメになるかもしれないと、失敗を恐れることはない。失敗しないとうぬぼれているわけではない。むしろ失敗するのではないかと思っている。だが失敗したらしたで、さっさとそこから学んで、それをプラスに変えればいいというのが私たちの思いだ。」

 

「自分の知識を補強する最善の方法はそれを分け合うことだと、経験から学んだのだ。」

 

「私は失敗してもいいからと彼らに任せ、好きなようにさせる。私もそういう風に仕事を任されたいからだ。」

 

50年以上前の出来事を克明に覚えていることもすごい

ナイキが株式上場するまでに波乱万丈だったことも驚きでしたが、それと同じくらい、フィル・ナイトさんが40年~50年以上前の出来事を克明に記憶していることも驚きでした。

出来事が凄すぎて忘れようがないのもあるでしょうけど(笑)。

 

もちろん、記録に残していたりしていたのでしょうし、記憶に頼った部分は必ずしも正確ではないのかもしれません。

が、話が具体的だし、内容も濃すぎるので、どんどん惹きこまれました。

 

それと、少しだけ書かれていたナイキ契約アスリートとのエピソードも良かったです。
特にタイガー・ウッズはいい人だということが分かり、今後の復活を強く期待するようになりました。

 

一番の驚き

一番驚いたのは、ナイトさんが会計士だったということです。

 

会計士のナイトさんがナイキを立ち上げて、ここまでのメガブランドにしたというのがもう。

波乱万丈のストーリーが凄すぎて「会計士」という点での親近感はなかなか沸かないけれど(苦笑)、ものすごく人間味のある御方なんだなぁというのは随所に伝わり、好きになりました。

 

読み応え十分。ナイキが好きな人にはおすすめ

この本を読んで、今まで以上にナイキが好きになりました。

この本がファンを作るために書かれたものだったならば、私はそれにまんまと引っ掛かったことになるのでしょうけど(苦笑)。

 

シューズ、少なくともスニーカーとバッシュは今後もナイキにしようかと♪

 

「2017年最高のビジネス書」の呼び声はダテじゃなかったです。
少なくとも私にとっては、「本を読む時間が楽しみ」だったという点で今年ナンバーワンです。

 

ナイキが好きな人にはおすすめの一冊です。
ボリュームはあるけれど、グイグイ読み進められるんじゃないかと思います。

 

 

書いた人

ダイ
スポーツをするのも見るのも好きなマルチスポーツプレイングマニア。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。サブ3.5を目指す現役サブ4ランナー。東京マラソンは12年連続ハズレで出走経験なし…。
BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。
公認会計士 税理士
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