GGG vs カネロ。「予想」のつもりが「願望込み」に(笑)

ボクシング

あさって17日(日本時間)に「現ミドル級の頂上決戦」と呼ぶにふさわしいカード、ゲンナジー・ゴロフキン(以下、GGG) vs サウル・”カネロ”・アルバレス(以下、カネロ)の試合があります。

実力者同士の対戦という点では、メイウェザーvsパッキャオ以来の注目カードだと思っています。
試合を見て楽しむのはもちろんですけど、せっかくなので試合前にも楽しんでおこう(笑)ということで予想してみました。

 

 

GGGは強すぎて底がよく分からない(苦笑)

GGGは、過去にも何度か書いていますが、今のミドル級最強王者です。
37戦37勝0敗で33KOという戦績が、強さを説明してくれるというか…

世界チャンピオンになってから16連続でKO防衛して(汗)、今年3月の17度目の防衛戦でKOできなかったことでザワつかれていました。勝ったのに(笑)。

これまで「無敗の挑戦者」が挑んでも、文字通り【圧倒】してきているし、直近の判定勝利の試合も相手のダニエル・ジェイコブズがかなり強かっただけで、GGGが衰えたようには見えませんでした。

 

正直、まだ負ける姿が想像できません(苦笑)。
それぐらい強いし、破壊力も抜群。
ローマン・ゴンサレスが負けてしまった今、パウンドフォーパウンド(全階級を通じて、という意味)で一番KOを期待できるボクサーと言えるでしょう。

 

カネロも強い。唯一の敗戦はアレなので…

対するカネロも強いです。
戦績は51戦49勝(34KO)1分け1敗。申し分ないです。

基本は攻撃的なスタイルで、足を使うこともできるし、12ラウンド動きつづけるスタミナもあります。おまけにカウンターが上手い。
なので、「GGGに一発入れることができるかも!?」という期待を持たずにはいられません。

 

唯一の敗戦は、あのフロイド・メイウェザーJr。
果敢に攻めても見事にかわされ、スピードでも圧倒されて負けました。
ただ、当時23歳と若かったので、あの敗戦はカネロにとって良い「ボクシングレッスン」になったと思っています。

それ以降の試合では攻撃が空回りすることが少なくなったように見えます。
相手の動きをしっかり見て捕えるようになったというか、勢い任せじゃなくなったというか。

GGGほど圧倒的な勝ちっぷりは多くないけれど、GGGの対抗馬としては申し分ない実力だと思っています。

 

カネロはキャッチウェイトの試合が多いところが個人的に好きじゃないのですが(苦笑)

 

予想は・・・?

GGGは、まだ「底」というかピンチになった場面がほぼ皆無なので、やっぱりGGG優位と見ています。

GGGが序盤からガードを固めながら前に出てプレッシャーをかけていくだろうなと思います。
長期戦になるとスタミナ面で不利になるおそれがあるので、早い決着を目指すだろうと。
早いタイミングでGGGのジャブが当たりだせば、そのままGGGが圧倒すると思っています。

 

対するカネロは、GGGに対しては「若さ」が最大のアドバンテージでしょう。
カネロは27歳(GGGは35歳)。今がフィジカル面ではピークに近いでしょうし、GGGはもう下降線かと。
(だからこそ、このタイミングで対戦することにしたというのも当然あるでしょう)

GGGのプレッシャーに負けずに、上下にパンチを上手く打ち分けることができれば勝機はあるかなと。
反対に、GGGのプレッシャーに負けて攻撃がワンパターンになってしまうとやられるでしょう。

 

で、以上を踏まえての最終予想。

 

GGGが5~8ラウンドでKO勝ち!

 

です。

カネロが弱いということでは決してなく、「GGGと真っ向勝負して、先にヒットさせるのがGGGだろう」ということです。
カネロが先に当てる可能性ももちろんあるけれど、「GGGが先に当ててほしい」というのがちょっとあるので(笑)

 

GGGを倒す最初のボクサーがカネロであってほしくないのです。

 

分かります?(笑)

日本人のあの選手に、「無敗のラスボス」のGGGに挑戦してほしいのです。

 

GGGにはここで負けてほしくない。
むしろ圧勝して、強さを誇示してほしいです。

そのうえで来年にでも、あの選手にGGGに挑戦してほしいと思っています。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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