「予想」と「希望」は正反対。NBAファイナル2017勝敗予想

NBA

6月2日(金)から始まるNBAファイナル2017。
ゴールデンステート・ウォリアーズ(以下、GSW) vs クリーブランド・キャバリアーズ(以下、CLE)。

「やっぱりそうなったのね」っていう感じで3年連続同一カードになりました(笑)。

ここ2年勝敗予想をしているので、今年もやってみます。
「予想はよそう」と思うことも多々あるのですが(笑)、予想して公開した方が楽しめそうだなぁというのがあるので。

 

 

盤石の強さのGSW

「レギュラーシーズンとプレイオフは別モノ」ということを去年のGSWが見事に証明してくれたので(苦笑)、レギュラーシーズンの成績は気にせずに予想することにしました。

 

でも、やっぱりGSWは強い…(汗)。

プレイオフ12連勝。
全部スウィープ(sweep。元は「一掃する」という意味。NBAでは4タテのこと)。

まだ今年のプレイオフでの負け試合を見ていないので勢いがあるのは当然として、総合力で強い印象です。

 

特に強さを感じるのは、ロスター(登録選手)の平均プレー時間。
登録している15人(1試合では12人まで)のうち、1試合平均で10分以上プレーしている選手が11人います。CLEは登録16人のうち、1試合平均10分以上の選手は9人。
(プレイオフのカンファレンスファイナルまでで)

それと、GSWはまだ1分も出ていない選手が登録15人中1人しかいないのに対し、CLEは登録16人中3人います。

何が言いたいかというと、GSWの方が選手をフルに活用して、主力選手の負担を上手く軽減できている、ということです。
12連勝しているにもかかわらず…(汗)。

 

主力が疲れてきた時に少し休ませても大きく崩れないところがGSWの強みだと思います。

デュラントとしても、このチームで勝てないとイタイでしょう(苦笑)。

 

ここ一番の勝負強さのCLE

CLEの強さは、一言で言えば「勝負強さ」だと思っています。

プレイオフでもペイサーズ戦で前半の25点差をひっくり返した試合があったし、3Qまでリードしていて4Qに追い上げられても逃げ切る試合もあったので、ここぞという時に結果をしっかり残す強さがあるのかなぁと。

去年のファイナルで1勝3敗から逆転したことで、そういう勝負強さが培われたのかも。
ここまでプレイオフで1敗しかしていないのも驚異的です。

 

レブロンの平均出場時間が42.4分と非常に長いけれど、13試合でファイナル進出を決めたので、体力的な問題はないでしょう。

それに、去年と同様、主力選手のケガがないのも良いポイントです。
一昨年が悲惨だったたけに……

 

勝敗予想

難しいけれど、「4勝3敗でGSW勝利」と予想します。

去年同様、けっこうもつれるんじゃないかと思います。
どっちが勝つにしても、スウィープや4勝1敗のような圧勝にはならないでしょう。

去年は同じ予想で外したけれど(苦笑)、今年もガチ予想です。

 

ただ、「希望」はCLEの連覇です。
NBA史に残る選手として、レブロンはチャンピオンリングを4個は獲得してほしいなぁというのがあります。ジョーダン、ピッペンが6個、コービー、マジックは5個獲得しているので、そこに近づいてほしいです。

 

あ。なにげにロバート・オーリーは7個も獲得している。
すごい!(笑)

 

「予想」と「希望」は異なるけれど、ここまでのプレイオフの圧勝劇とはうって変わって熱いファイナルになるでしょう。
アービングvsカリー、レブロンvsデュラント、ラブvsグリーンのマッチアップも楽しみです。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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