ラッセル・ウェストブルックがすごい!全スポーツを通じて2017年の注目選手筆頭かも

NBA

ここのところ密かに(?)注目しているのが、NBAのラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー(以下、OKC))です。

何が注目かというと、個人スタッツ。
オスカー・ロバートソン以来の「大偉業」を達成するんじゃないかという勢いを感じます。

 

 

「孤軍奮闘」に期待していたが、期待をはるかに上回っている!

OKCは今季、エースのケビン・デュラントがゴールデンステイト・ウォーリアーズ(以下、GSW)に移籍してしまったため、優勝戦線で勝負するには厳しい状況となりました。

個人的に

 

「デュラント移籍すんのかよ!よりによってGSWかよ!」

 

と思っていたので(笑)、

 

「ウェストブルックの孤軍奮闘に期待したいなぁ。でも厳しいかもなぁ…」

 

なんて思っていました。

 

しかし、ここまでのところ、その当初の期待を大幅に上回っています。
2016年12月27日(現地)現在、シーズン平均のスタッツはこんな感じです。

 

得点:     31.7(1位)

リバウンド: 10.4(14位)

アシスト:  10.7(2位)

 

驚異的(汗)。
ニュース記事で「ウェストブルックがトリプルダブル」という見出しをしょっちゅう見ていたので、「ほお。また」なんて思っていたのですが(笑)、アベレージでトリプルダブルをキープしているのはヤバい。

実際に孤軍奮闘するプレーを何試合か見てシビれました。

 

どのぐらい凄いことか?

バスケを知らない人に「どのぐらい凄いことなのか?」を教えるのに、どう表現すればよいのか迷うので(苦笑)考えてみました。

 

「1試合で」のトリプルダブルは、NBAでチームのエース級の選手なら達成可能です。
特に凄い選手ならシーズンで何度か達成するでしょう。
(「NBAでチームのエース級」っていうだけでとんでもないですが…(^^;))

でも、これをシーズン平均で達成した選手は、NBA史上でオスカー・ロバートソンしかいません。

マイケル・ジョーダンも達成していないし、身長206cmでポイントガードだったマジック・ジョンソンも達成していないし、レブロン・ジェームズも達成していません。

チーム事情としてその必要がないのもあるでしょうけど、未だ1人しか達成者がいない大偉業です。

 

他のスポーツで表現するなら……、

MLBなら、「トリプルスリー」よりすごい「トリプル35」って感じでしょうか?
(打率.350、本塁打35本、盗塁35回)

もっとシンプルに、シーズン打率4割達成ぐらいかもしれません。
テッド・ウィリアムズ以降、約75年間達成者がいないし、今後もしばらく出て来なさそうな大記録なので。

 

サッカーだと、個人成績は得点ぐらいしか出ないので難しいところだけど、シーズンを通じて「1試合平均で1得点1アシスト以上」って感じかなぁと。
難しさでは、このレベルではないかと思います。

 

4月まで注目!達成できなくてもMVPにしたい!

去年の今頃は、GSWの開幕連勝記録にド肝を抜かれていたけれど、今季はウェストブルックの活躍にド肝を抜かれています(笑)。

 

NBA2016-2017のレギュラーシーズンは、4月12日まで。
注目度では、全スポーツを通じて1番じゃないかと個人的に思っています。

達成すれば凄いけど、達成しなくても十分素晴らしい。
デュラントが抜けたOKCでこんなに活躍するとは(失礼ながら)思っていなかったので、もうMVP決定にしたいくらいです(笑)。

 

GSWは予想通り強いし、ダンカンが引退したスパーズもいい。
レブロン率いるキャブスも相変わらずいいし、ラプターズもここまですごい。

でも、今季のNBAはウェストブルック1人だけに注目したいです。
少なくともレギュラーシーズンは(笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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