セルゲイ・コバレフ vs アンドレ・ウォード。長期間無敗同士の対戦は見たいような見たくないような(苦笑)

今週末にセルゲイ・コバレフ vs アンドレ・ウォードのライトヘビー級の3団体統一タイトルマッチがあります(WBA、IBF、WBO)

ライトヘビー級で圧倒的な破壊力を誇っていて、約2年前にホプキンス(当時49歳!)にも完勝したコバレフと、スーパーミドル級の「最強決定トーナメント」的なやつ(Super Six World Boxing Classic)に優勝するなどして、1つ下の階級で申し分ない強さを見せていたウォード。
これまで両者共に無敗で、この試合でどっちかが初めて黒星を喫することになります(引き分けじゃなければ)

それだけに、「どうなるかなぁ」というワクワク感と「うわー。どっちの負けも見たくないなぁ…」という両方が入り混じっています(苦笑)

スタイルが全く対照的

この2人、スタイルが全く対照的です。

コバレフが破壊力抜群のパンチで相手をKOするスタイルなのに対し、ウォードは巧みな試合運びとディフェンスで相手の攻撃を上手くかわしてフルラウンド使って勝つスタイル。その違いはKO率に表れています。

コバレフ…31戦30勝(26KO)1分け → KO率87%

ウォード…30戦30勝(15KO)    → KO率50%

(※KO率は「KO数/勝ち数」で算定)

スタイルは対照的なものの、どっちも見ていて「スゲーなぁ」と思うボクサーなので、今回のこのカードは世間的には注目度が低いかもですが(苦笑)、個人的注目度は高いです。

(ちなみにですが、ウォードの試合は不人気のようです(苦笑))

無敗同士の対戦は一味違う

ボクシングだけでなくMMAでもそうですが、無敗同士の対戦というのはやっぱり緊張感が一味違います。

無敗の選手は誰でも「今度の試合で自分が負けるかもしれない」というリスクを常に背負って試合に臨んでいるので、もしかしたら当人はそれほど意識していないかもしれません。

しかし、対戦相手の研究をするトレーナーは、相手の負け試合から弱点や対策を見つけたいけれど、それがないので見つけにくいでしょうし(苦笑)、見る側としては、両者のうちいずれかの「無敗」が高い確率で「1敗」になるわけで、その試合の持つ意味の大きさを感じます。「無敗から1敗」と「1敗から2敗」では、全然違う印象があります。

無敗同士の対戦は珍しくなく、過去に何試合も行われていますが、やっぱり試合前のドキドキ感は違いました。

もう17年前になるけれど、オスカー・デラホーヤとフェリックス・トリニダードの試合も、試合前のドキドキ感はかなりのものでした(試合そのものはアレでしたが…(^^;))
最近でもローマン・ゴンサレスとカルロス・クアドラスの対戦があり(ゴンサレスの判定勝利)、やっぱり「どうなるんだろう?」という試合前の緊張感が高かったです。

今回も、負ける姿を見ていない、負けそうなところもほとんど見ていない両者なので、「どうなるんだろう?」というスリルというか緊張感が、自分の中で相当高いです。

予想するなら…

敢えて予想するなら、ウォードのKO勝ちはないだろうなぁとは思います(笑)
それ以外の3パターン(①コバレフのKO勝ち、②コバレフの判定勝ち、③ウォードの判定勝ち)のどれかでしょう。

あ。もう一つ。
「④引き分け」もありえます。

これだけ見ると「コバレフ有利じゃない?」と思うかもしれませんが、そうはいかないのがボクシングの難しいところ。
「パッキャオ vs メイウェザー」も、戦前予想は同じような感じだったと思いますが、メイウェザーが勝ったので、やっぱりやってみないとわかりません。

今回のこの一戦は、試合前の緊張感が非常に高いです。
自分のフルマラソンのレース前よりも(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士