勝ち続けることにこそ「心・技・体」が大切なのかもしれない

スポーツでも、何事においても「心・技・体」が大事だと言われます。

全く異論ないし、本当にその通りだと思うことが多々あります。
ただ、同時に「勝ち続けるためにこそ大切だ」とも感じます。

勝ち続けるために必要だと思う3つのこと

一度勝つだけでなく勝ち続けるためには、以下の3つが大事だと感じています。
自分が何かに勝ち続けているわけじゃないし(苦笑)、他にもあるでしょうけど、勝ち続けている人たちの姿を見て思ったことです。

1.周囲からの期待とプレッシャーに打ち勝つこと

勝負に一度でも勝った人は、周囲からの注目を集めます。特に、オリンピックでメダルを獲ったり、世界レベルの大会で好成績を収めると一気に注目度が高まり、「次は優勝だ!」とか「連覇だ!」と、期待も一層高まります。

スポーツ以外の世界でも、メディアに出たり、ネットで脚光を浴びれば、あまり目に見えないかもしれないけれど、注目や期待を受けるかと思います。

この周囲からの注目や期待を常に力に変換できればいいのですが、時としてそれがプレッシャー(重圧、重荷)になることは誰にでもあるんじゃないかと思います。特に、真面目にひたむきに取り組んでいる人ほど、「期待に応えなくては!」という思いを背負い込むように感じます。

周囲への感謝の思いがあるからこそ期待されれば応えたいわけで、それはほとんどの人が向き合うものだと思います。

2.ライバルから研究されていることを知ったうえで更にその上を行くこと

一度勝って注目を集めれば、負けたライバル(競争相手)から研究され、弱点や特徴、クセなどを把握されるようになります。
それは勝ち続ければ勝ち続けるほど徹底されるので、だんだんと戦いづらくなります。従来の戦術・技術だけでは勝ち続けられなくなります。

そのため、ライバルからの研究や対策の、更に上を行く戦術・技術を磨かなければならなくなります。

ただ一人のライバルに勝つのではなく、不特定多数のどんな相手にも勝ち続けなければならないので、どれだけ大変なのか想像できません……

3.自分のコンディションを常に最高レベルに保つこと

勝ち続けるには、自分とも向き合わないといけません。モチベーションとか情熱といったメンタル面もさることながら、フィジカルや頭脳のコンディションも大切です。

誰でもフィジカルや頭の回転、反射神経等は一定時点まで成長して、ピークに達して、やがて落ちていきます。自分の今の状態と向き合って、いかに常日頃コンディションを維持するか、そして勝負の時に最大値に持って行くかも大事です。

これは、年齢が上がるほど難しくなると思います。メンタルが年齢とともに強くなり、それで補完できる部分もあるでしょうけど、それでも欠かせません。

勝ち続けるのは大変。だから素晴らしい

上に書いたことは、順番に「心」「技」「体」につながると思っています。
それゆえに「勝ち続けるためにこそ大切だ」と思った次第です。

「頂点まで上りつめる」のと、「頂点にいつづける」ことの違いとも言うのでしょう。勝ち続けるのは、「勝ち上がる」のとは違った「心・技・体」が求められ、大変です。勝ち続けている人は、両方持っているから素晴らしいと思います。

たとえ結果的に勝ちが続かなかったとしても素晴らしいです。周囲からの期待やライバルからの研究、そして自身のコンディションと常に向き合いながら鍛錬してきたわけで、その困難さ・大変さは、私を含む常人には分からないものです。

リオ五輪女子レスリングで大会4連覇を目指した2人が、違う結果となりました。
でも、2人とも12年間(世界選手権からだと14年間)その全てと向き合ってきたわけで、結果に関係なく素晴らしいです。

「勝負に絶対はない」と同時に、「勝ち続けるのは大変」だと改めて感じます。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士