「学ぶ姿勢はずっと失ってはいけない」と、ヒクソン・グレイシーから学ぶ

監査法人勤務時代から自分の(いろいろな)学びが足りないことは自覚していたものの、独立してからはそれを痛いほど体感するので(苦笑)、常に学ぶ姿勢を持つように意識しています。

多分、何歳になっても「もうこれで十分」というのはないだろうなぁと思っています。

でも同時に、「何かを極めちゃった人ってどうするんだろう?どうなんだろう?」という疑問もありました。学ぶものはもうない、と学ぶことをやめてしまうのか、それとも常に学ぼうとしているのかっていう。

先日YouTubeで見たヒクソン・グレイシーの姿を見て、疑問が解けました。

学ぶことはない人だと思っていたけど…

ヒクソン・グレイシーは言わずと知れた柔術のマスター。「400戦無敗」で有名です。

50歳を越えて第一線から退いているし、今までに身につけてきた技術だけですでに百科事典レベルなはず。新しい技術が開発されても学ぶものはない、っていうスタンスなのかなぁと思っていたのですが……

下の動画で、エディ・ブラボー(知る人ぞ知る「ラバーガード」の発明者で、ヒクソンの弟ホイラーから初めて同階級でタップを奪った男)が、ヒクソンにラバーガードの理論的な説明をしていたのですが、その時のヒクソンの姿勢が素晴らしかったです。

説明し続けるエディ、黙って聞くヒクソン

動画の約18分のうち17分近く、エディ・ブラボーはひたすら説明していました(笑)

エディ・ブラボーは理論的な解説者としても有名だけど、ヒクソンと直接話す機会がなかなかなかったので熱くなっていたのでしょう。とにかく熱く話していて、その熱さは見るだけでも伝わりました(笑)

その間、ヒクソンはじーっと黙って横やりを一切入れず、とにかく聞く。聞く。聞く。

ほんの少し「こういう時は?」のような質問をするけど、それ以外はずーっと聞くこと、理解することに徹していました。もちろん「どこかに穴はないのか?」とか「こういう場合は対処できるのか?」的なことも考えていたのでしょうけど。

エディ・ブラボーはハキハキした英語だったものの、マシンガンのように話していたので2割ぐらいしか聞き取れなかったですが(苦笑)、2人の「理解してもらおうとする」姿と「理解しようとする」姿が、(全く違う世界ですが)プロとして刺激的でした。

学ぶ姿勢は大事

ヒクソンほどの柔術家でも、これだけ謙虚に新技術を学ぼうとするんだと知って、自分が学ぶ姿勢を失うことなんてあり得ないし、あってはならないと改めて感じました。

何かを極めたわけでもないから当たり前だけど(苦笑)、仮に何かを(何を?)極めたとしても、この姿勢は変わっちゃいけないなと。

見る前は「エディ・ブラボーとヒクソンがスパーリングでもやるんだろうか?どうすんだ?」と興味津々だったのですが(笑)、それ以上に興味深かったです。


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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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