チャンピオンが王座を「防衛」をし続けることの難しさ、そして凄さ

ボクシングやMMAで、チャンピオンがタイトルを防衛し続けるのってハンパじゃないことだと改めて思います。

「10試合連続防衛」って文字にするとアッサリしているけど(笑)、実際にやるのは大偉業です。

どんな相手の挑戦でも受けて、そして勝つ

チャンピオンになったら、その団体が指名した相手との試合が義務付けられます。場所や時期はプロモーター間の交渉で多少どうにかできても、挑戦者を選ぶことはできません(基本的に)

成長著しく勢いのある若手の時もあれば、技巧的なベテランの時もあるし、あまり知名度がなくて情報を入手しにくい相手の時もあります(苦笑)

でも、誰が挑戦しても勝ち続けないといけない。負ければチャンピオンでなくなります。一度たりとも負けは許されません。

(防衛し続ける場合。もちろん、負けてもまたタイトルを奪還することは可能です)

そんな外的環境が厳しいうえに、内的にもウェイトやコンディションのコントロール、更にモチベーションやメンタルの面でも自分に勝たないといけないので、考えれば考えるほど長い間「チャンピオン」でいることの凄さを感じるのです。

10試合以上防衛している人はすごい!

チャンピオンになって一度でもタイトルを防衛すれば素晴らしいことだと思っていますけど、数字にすると10試合を「大偉業」だと見ています。

単純に10人からの挑戦(しかも、みんなハングリーで強い)を退けているわけで、「絶対」のない勝負の世界でこの数字は驚異的です。

こないだ話題になった囲碁の「7冠」も同じで、簡単に言えば「勝ち続けている」のですけど、タイトルを奪うのと防衛するのを同時並行でやり続けて、その間は全勝しないといけないわけで、囲碁をよく知らない(苦笑)自分でもすごいことだと感じます。

続いている記録がある…

昨日、ボクシングで一つの連続防衛記録が途絶えてしまったけれど、11度防衛して6年3ヶ月間もチャンピオンだったのはやっぱり凄いです。

同時に、今も続いているこの記録のヤバさも一層感じます(笑)

ゲンナジー・ゴロフキン(以下、GGG)の16試合連続KO防衛記録、
そしてローマン・ゴンサレスの45戦無敗記録

この二人の試合も先週末にあったので見ましたけど、強すぎ(笑)

「挑戦者が弱かった」のではなく、「チャンピオンが強かった」というのがよく分かる試合でした。特に、GGGは16人から挑戦を受けながら全員KOでぶっ倒しているわけで、戦いぶりを見ても「なんて強いんだ…」としか思えません(笑)

ゴンサレスもアマチュア時代から通算して132戦全勝のようで(アマ87戦+プロ45戦)、あと4試合でロッキー・マルシアノとフロイド・メイウェザーJrの49戦無敗に並びます。

で、今のところゴンサレスに勝てそうな相手が見当たりません……

もちろん勝負に「絶対」はないし、もしかしたら次の試合で途絶えるのかもしれませんけど、こないだの試合を見た限りでもスキがないし、負けるところが想像にしにくいです。

階級を上げたら状況が変わるかもしれないけど、留まればもう5~6試合は勝ちそうだなと思うくらい圧倒的でした。

二人ともここまで強いと、「今日はどうやって勝つのかな?」というのと同時に、「もしかしたら今日負けるかもしれない」という別の見る動機が発生しますね(苦笑)

ちなみに、ローマン・ゴンサレスのニックネームは「Chocolatito(「小さいチョコレート」という意味)」で、Twitterのアカウントも「chocolatitobox」。

「ロマゴン」って呼んでいるのは日本人だけのようです(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士