キャッチウェイトでタイトルマッチ?

つい最近、サウル・”カネロ”・アルバレス vs アミール・カーンの対戦が決定したそうです。

カーンの次戦の相手はアルバレス、5月にベガスで対戦

しかし、アルバレスは現WBCミドル級チャンピオンで、カーンはウェルター級。2階級の差があります。そのため、キャッチウェイトで対戦するそうなのですが、それにもかかわらずWBCミドル級のタイトルマッチだというので、「そんなのアリなの?」という素朴な疑問が(笑)

「キャッチウェイト」とは

キャッチウェイトとは、対戦相手との間に階級差(体重差)がある場合に「じゃあ、この契約体重でやりましょう」という具合に、双方合意のうえで試合での制限体重を設定して行うことです。

以前、実現はしなかったものの、UFCで「ジョルジュ・サンピエールとアンデウソン・シウバがキャッチウェイトでやるかもしれない」というウワサがありました。UFCウェルター級王者のGSPとミドル級王者のアンデウソンで、間をとった契約体重で「ドリームマッチ」を組もう、ということだったようです。

こういうお隣の階級の選手同士の対戦でキャッチウェイトの試合は時々あります。
また、階級を上げるための「経過措置」というかテストマッチのような位置づけで、キャッチウェイトの試合を一つ入れるというのもあります。

今回の場合、アルバレスがタイトルを保持しているミドル級は上限体重が160パウンド(約72.575kg)、カーンのウェルター級は147パウンド(約66.678kg)。上限の比較ですが、約6kgの体重差があります。

で、その中間ということなのか、155パウンド(約70.3kg)でやるそうです。ミドル級とウェルター級の間にあるスーパーウェルター級の上限が154パウンド(約69.853kg)なので、一応ミドル級の範疇なのでしょうけど、本来よりも低い体重設定でミドル級チャンピオンの座を賭けることができるとは思いませんでした……

アルバレスにはリスクが大きそうだけど…

アルバレスは体重を本来よりも落として、カーンは体重を上げて試合します。大きいアルバレスの方が体格の上では有利でしょうけど、体重のコントロール面ではアルバレスの方が大変です。

アルバレスが勝てば「防衛」ということになりますが、負ければベルトを失います。本来のリミットよりも体重を落として試合して、それでもベルトを失う恐れもあるわけで、アルバレスの方にリスクを感じるけれど、リスクをとるだけの魅力があったのかな、と推測しています。

実力者の一人であるカーンと対戦できるのでファイトマネーが良いとか、同じミドル級でメチャメチャ強すぎるゲンナジー・ゴロフキン(以下、GGG)といきなり対戦しないで済むとか(笑)

調べてみたら、アルバレスは前回のミゲール・コット戦も同じ155パウンドのキャッチウェイトで試合してタイトルを獲っていたようです(苦笑)

そのため、急に「それなら別にいいか」と思ったり(笑)

勝者はGGGと対戦?

この試合で勝った方が次はGGGとやるんだろうなぁと予想しています。

GGGは、かれこれ一年以上WBCの暫定王者(だけでなくWBAスーパー王者、IBF王者でもある…)なので、いい加減WBCの「暫定」を外して「3団体完全統一」を果たしたいでしょうから。

どっちが勝ってもゴロフキンには勝てないだろうなぁと思っていますけど(苦笑)、このカード自体は面白そうなので注目したいです。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士