自転車にモーター!「まさか」と思うことも起こりうる・・・

シクロクロスの世界選手権で、「モーター入り自転車」による不正が発覚したそうです。

自転車レースで「隠しモーター」、史上初の技術不正が発覚

自転車を漕ぐのにモーターの力を借りていたということで、言うまでもなく不正です。
自転車競技では以前からドーピング問題にナーバスだったけれど、まさか自転車そのものに「ドーピング」が施されるとは。

6年ほど前に「まさか、そんなことあるわけないじゃん(笑)」と思っていただけに驚きでした。

以前にも「疑惑」が持たれたケースがあった

自転車競技の場合、突出した強さを見せる選手が疑われます。

従来は「選手の身体」へのドーピングで、薬物検査がほとんどでした。

ツール・ド・フランスで総合優勝争いをぶっち切りの独走をする選手は、頻繁にレース後や無予告の抜き打ち検査を強いられるし、そうでない選手もランダムに、予告もなく検査が行われることもあるそうです

(予告があったらバレないように上手くやるから当然なのでしょうけど(^^;))

ただ、(知る限り)6年前の2010年に、一度だけ「モーター入り自転車」の疑惑を持たれたケースがありました。

当時、個人タイムトライアル(以下、個人TT)で圧倒的な強さを誇っていたファビアン・カンチェラーラ。

タイムトライアルのスペシャリストで、世界選手権の個人TTで4度優勝、北京五輪で個人TT金メダル。ツール・ド・フランスでの個人TTのステージでは何度も優勝していたし、ランス・アームストロングが7連覇した全盛期に(既に抹消されたけど…)個人TTでアームストロングに勝った数少ない選手です。

ちなみに、私のプロフィールにも「好きな選手」に挙げています(^^)
今年を最後に現役引退する予定だそうです。

そんなカンチェラーラが2009年の世界選手権で2位に1分30秒近い差をつけて優勝したり、当時は「個人TTはカンチェラーラの独壇場」という感じだったので、2010年のツール・ド・フランスでとうとう「疑惑」を持たれました。

「自転車にエンジンとかモーター入れてるんじゃないの?」

と。

当時のツール・ド・フランスのハイライトにも、本当に検査が行われていました。

(ちなみに、この時のカンチェラーラのバイクは、SPECIALIZEDの「S-WORKS SHIV」でした)

「いくらなんでも、そんなことするわけないじゃん(笑)」

と当時は半分笑い話のように見ていて、やっぱり結果はシロでした(^^)

これは言い訳できないんじゃ…

禁止薬物の使用の場合は、「服用した風邪薬に入っていた」とか「食べた物に混じっていた」といった言い訳もありうるし、本当にそうだというケースもありえます。

でも、「自転車にモーター」は言い訳できないでしょう(苦笑)

記事によると、当の選手は友人のバイクだったという弁明をしているようですが、ちょっと無理があるんじゃないかと…

ロードバイクにモーターを仕込むなんていう不正が起こるとは思いもしなかったけど、実際に起こってしまうと、世の中どんな不正も起こりうるんだと考えるべきなのかもしれないなと感じます。

人間に「ダークサイド」は存在するんだと……

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士