「ヒョードル完全復活」なのかよく分からなかった(苦笑)

大晦日のヒョードルの試合を見た時の感想。

う~ん……、完全復活と言っていいのか分かりませんでした(苦笑)

内容自体はヒョードルの完勝だったし、危ないところはほとんどなかったし、パンチの鋭さも変わっていないところを見せていたと思います。

でも、相手のシングのMMA経験不足も感じられたので、本当に引退前と同じぐらい強いのかは見えなかったなぁと。

組み付かれてからテイクダウンされないようにする対応とか、倒されてからの下のポジションでの対応とかがシングには見られませんでした。練習していたことが出せなかったのか、それとも練習していなかったのか?

シュートボクセのフジマール・フェデリコ会長がトレーナーをしていたので、「MMA用の打撃仕様」にしたのだとは思います。でも、グラウンドでの、特に下になった状態での対処は、試合前の煽りV映像からも見られなかったので(上の状態を想定した練習しか見られなかった)「どうだったんだろうなぁ?」という疑問が残りました。

組み付かれた状態で簡単にテイクダウンされない。されたとしてもしっかり対処できる、というのがUFCヘビー級のトップ戦線だと思うので、結局「UFCではどうなんだろうなぁ?」という、検証が難しい疑問だけが残る結果になってしまったような(苦笑)

ヘビー級トーナメントは興味深く見ました。「知らないだけで実は強い」選手がいるかもしれないし、そこからヒョードルを超える選手が出てくるんじゃないかとも思ったからです。

実際見ると、全体として動きはかつてのPRIDEヘビー級よりも速いし、フィジカルのレベルがより高くなったように感じました。スピード感は、かつてのPRIDEライトヘビー級(93kg以下)のようでした。

ただ引っかかったのは、出場選手の体重が100kg前後と、比較的軽めの選手が多かったことです。

ヒョードルは106.9kgだし(この試合)、UFCヘビー級のトップクラスの選手は概ね110kg前後です。ヒョードルを上回るためには、少なくともフィジカルでヒョードルを上回る必要があると思うし、体重も大事な要素だと思っています。

ミルコがUFCで太刀打ちできなかったのは、体格的なハンディもあったからなんだろうなぁと思うからです。ミルコの体重は100kg前後で相手は110kg前後と、10kgぐらいのハンディを常時背負っていたような感じだったので、パワーで勝ち目がなかったんだろうなと。そのうえ、技術やフィジカルの進化は続いているのでアドバンテージがなくなってしまったんだろうなと思ったのです。

今となっては、どうしようもないことですが……

話しは戻って、ヘビー級トーナメントに優勝したキング・モーなら、ヒョードルに勝つ可能性はあると思います。レスリング出身なのでテイクダウン耐性はあるし、打撃も上手いし、元々ダン・ヘンダーソンともトレーニングしていたので「際」の攻防も良いです(ダン・ヘンダーソンはヒョードルに勝った)。

というか、ヘビー級選手の「大発掘」がないならヒョードルとモーの試合が見たい(笑)

でも、ヒョードルがモーに勝ったとしても、やっぱり「UFCではどうなんだろう?」というのは思ってしまうんだろうなぁと思います(苦笑)

誰かUFCで今強い選手がRIZIN入りすると面白いのですが……

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士