スティーブ・カーのシカゴ・ブルズ時代のイカしたスピーチ

先日チラと触れたシカゴ・ブルズ黄金時代のハイライトDVDを見て、現ゴールデンステート・ウォーリアーズHC(ヘッドコーチ)のスティーブ・カーが優勝パレードの時にやったスピーチがやっぱりイカしていたので(笑)、備忘も兼ねて残すことにしました。

1997年優勝時

優勝を決めた第6戦で、ジョーダンのアシストを受けて最後の決勝シュートを決めた場面を振り返ってのスピーチでした

(当時のNBAファンなら知っているでしょう。名場面の一つです)

(英語)

A lot of people have been asking me about the shot the other night and there have been misconceptions about what happened.  I wanted to clear it up.

When we called time-out, with 25 seconds to go, we went into the huddle, and Phil told Michael, he said:

“Michael, I want you to take the last shot.”

And Michael said, “You know, Phil, I don’t feel real comfortable in these situations, so maybe we ought to go in another direction.”

And then Scottie came in and said, “You know, Phil, Michael said in his commercial that he’s been asked to do this 26 times and he’s failed. So why don’t we go Steve?”

So I thought to myself, “Well, I guess I gotta bail Michael out again.”

But I’ve been carrying him all year, so you know, what’s one more time?

Anyway, the shot went in, and that’s my story, and I’m sticking to it.

(日本語)

あのシュートについてたくさんの人に聞かれるけど、誤解があるから説明しておきたい。

残り25秒でタイムアウトをとって、フィル(・ジャクソン)はマイケル(・ジョーダン)に最後のシュートを託した。でも、「緊張するからイヤだ」と言って、マイケルは断ったんだ。

そこでスコッティ(・ピッペン)が言った。「マイケルは、CMで26回も失敗したって言ってたじゃないか。スティーブで行こう」って。

またマイケルを助けてしまったと思ったよ。

年中やっていたから、もう一回くらいいいかなと。

とにかく、シュートが決まったし、これからも同じように仕事するよ。

1998年優勝時

2度目の3連覇を決めたジョーダンの「The Last Shot」について、1年前の続編(笑)としてスピーチしていました。「The Last Shot」は、NBAの歴史の中でもベスト5に入るであろう名場面です。

※上の動画の4:00あたりから

(英語)

My story is not quite as exciting this year, but I’ll share it with you anyway.

When we called time-out and were down three, with 45 seconds left, I kind of thought to myself: “This would be a great chance at a 3-pointer to tie the game.” I mentioned that to Phil.

And Phil looked at me with disgusted look and he said, “Steve, let’s face it, last year was a fluke. Get the ball to Michael and get the hell out of his way.”

And for what it’s worth. I thought I did a fantastic job of getting out of his way.

(日本語)

今年の私の話はそれほど面白くないけど、とにかく話すよ。

残り45秒で3点リードされてタイムアウトをとった時に、「3ポイントで同点に追いつくチャンスじゃないか」と思ったんだ。それでフィルにそれを言ったんだ。

そしたらフィルはムッとした顔でこう言ったんだ。「スティーブ、去年のはマグレだ。マイケルにつないで、あいつの邪魔をするな」ってね。

今回は彼の邪魔をしないという素晴らしい仕事が出来たよ。

(多分)アドリブでサラッとこんな面白いスピーチが言えるのが素晴らしいです。
アドリブが弱い自分には(苦笑)、こんなスピーチがサラッとできるのは憧れでもあります。

でも、これも練習と経験の賜物なのでしょう。

そんなわけでスティーブ・カーのイカしたスピーチに刺激を受けて、自分も精進しようと思います。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士