野球の「一発勝負&世界一決定」大会は面白いけど難しい

昨日で「世界野球プレミア12」が終わりました。

決勝トーナメント以降を興味深く見て、思うところがありました。

「世界一」は決められない…

今回は全ての参加国から「ベストの代表選手」が出ていたわけではないようで、MLB(米国メジャーリーグ)からの参加は皆無でした。

「野球国力No.1決定戦」ということで「野球世界一」を決める大会ではないようですけど、野球で一番稼ぐ選手たちがひしめくMLBから誰も参加しないとやっぱり面白くないなぁと。

サッカーで言えば、「UEFAチャンピオンズリーグに出ているチームからは誰も選手が出ないワールドカップ」みたいなものでしょうか。国としては強豪でも、バイエルンやドルトムントの選手がいないドイツとか、バルサ、レアル、アトレティコ勢のいないスペインとか、メッシ、マスチェラーノ、アグエロらのいないアルゼンチン等が参加している大会のような印象でした。

今回の大会とは別にワールドベースボールクラシック(WBC)もありますけど、そもそもMLBで「ワールドシリーズ」が行われて、ワールドシリーズで勝ったチームが「ワールドチャンピオン」とされているので、「そっちで「野球世界一」を決めてるんじゃん」というのもあります(苦笑)

プロ選手に「一発勝負」は難しそう…

日本からはプロ野球選手が参加して、本気で優勝を目指していたと思いますが、プロ選手に「一発勝負」は難しそうだなぁという印象がありました。

MLBでもNPBでも年間140試合以上こなすし、同一チームとの3連戦や2連戦を繰り返すスケジュールになっています。早い話、プロ選手は「一発勝負」とほぼ無縁です(最近ようやくMLBのワイルドカード決定戦で一発勝負が行われるようになったぐらい)。

アマチュア時代には甲子園や大学野球、社会人野球で経験しているのでしょうけど、プロでの「140試合以上の戦い方」というか、半年ぐらいのスパンでの戦略・方針とは全然違うんだろうなぁと改めて思いました。

「プロなら一発勝負だろうがなんだろうが結果をしっかり残すべきだ」と言ってしまえばそれまでですが(苦笑)

MLBから選手を一切出さないのも「選手がケガをしてしまっては大変だ」というのが第一の理由でしょうけど、その根底には「一発勝負なために選手がムリしてしまうかもしれない」というのを懸念しているのでしょうし。

難しいなぁと…

プロ選手が必死なところは見応えがある

上記とは裏表の関係ですが、プロ選手がシーズンの時よりも必死そうな姿は見応えがありました。

140試合以上のシーズンとは違い、全部で7~8試合の大会です。国を代表しているのもあるし、打者の1打席、投手の1球の重みが全然違うわけで、必死なのは当然ですが、それがまた良いなぁと思いました。

毎試合がポストシーズンの最終戦みたいな感じで、緊張感というかスリルはやっぱり違うなぁと。

それだけにMLB選手の必死なところも見てみたいというのがあります(笑)

野球だけ?

サッカーとラグビーにはワールドカップ、バスケには五輪、アイスホッケーにも冬季五輪……と、「世界一の国を決める大会はコレ!」というのがあるけれど、野球はどうもそれがないなぁと感じます。

WBCがそうなのかもしれないけど、特定のチームから選手が出ない(出さない)とかあるようなので、微妙なところがあります。

五輪でもWBCでもいいので、頻度も4年に一度とかでいいので、「リアルガチ」の国際大会が一つでもあるといいなぁと思っています。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士