ジョーダンのユニフォーム落札の記事に「The Flu Game」を思い出す

人が一度でも使ったシューズやウェアは「中古品」という扱いになり、新品よりも安い値段で取引されるのが通常だと思います。

でも、使った人が「特別な人」だと、反対に新品よりも高い値段で取引されます。

バスケでは、やっぱりマイケル・ジョーダンが試合で実際に使用したシューズやユニフォームがすごいです。

ケタが2つ変わります(笑)。現役の時からそうでした。

昨日、ジョーダンのシカゴ・ブルズ時代のレギュラーシーズン最後のユニフォームが173,240ドル(約2100万円)で落札されたという記事に驚きでしたが、そこではなく(苦笑)「ちなみに」的な感じで書かれていた内容で「あの試合」を思い出しました。

昨年に10万5000ドル(約1300万円)で落札された、「インフルエンザ・ゲーム(flu game)」として有名な1997年NBAファイナル第5戦で使用したシューズを上回り、これまで売りに出されたジョーダンのグッズの中で最も高値がついたものとなった。

「The Flu Game」

長年のNBAファンなら、知らない人はいないでしょう。

ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが2度目連覇をした1997年NBAファイナル第5戦です(相手はユタ・ジャズ)。

2勝2敗で迎えた第5戦だったので、ここで勝った方が王手。お互い絶対に負けたくない・負けられない状況でした。なので、体調が悪くても欠場はできません。ジョーダンを欠いたら負け決定なので。そのぐらいの絶対的存在でした。

試合前から表情に覇気がなく、辛そうにしていたジョーダン。
テンションは、初優勝のシーズンからいろんな試合を見てきた中でも最低だったと思います。今にもおう吐とかするんじゃないかというぐらいに見えました。

たしか当時の中継(日本)では、前日に食べたピザで食当たりを起こしたとかそんな実況をしていたけれど、実際はインフルエンザだったようです。なおさら辛いわけです。風邪の時でも歩くのがツラかったことを経験している自分としては、「インフルエンザなのに試合」っていうのは未知の世界です。

そして、今さらながら「他の選手によく伝染しなかったなぁ」と思います(苦笑)

おそろしい集中力

試合前や合間に映る表情にはずっと覇気がなく、「おいおい、倒れちゃうんじゃないの?」ぐらいのヤバそうな感じでした。

でも、試合中は凄い(汗)。いつものように、いや、いつもほどではなかったはずだけど、どこからでもシュートを決めていました。スティールもしていたし、いつもほどではないにしても、ボールをもらいに動いていました。

ジョーダンの凄さを感じたのは、シュートを放つまでは集中した表情でボールの行方を追っていたけど、シュートを打ち終わるとフッと辛そうな表情に戻っていたところ。試合中もスイッチのオン/オフをしていて、「オン」を必要最小限にしているようでした。

ボールを持った時は「オン」になって集中度100。ボールが手から離れたら「オフ」になって集中度0~10みたいな。

でも、それでもジョーダンはこの試合でブルズの90点中38点を記録していました(汗)

最後の勝負を決める3ポイントを決めてスコッティ・ピッペンにフラフラにもたれかかるところは、感動や驚きよりも「おそろしさ」を感じました。

「集中していると、ここまでできるのか」と。

自分にできるかどうか自問しても、う~ん……な感じです(苦笑)

ベストゲームではないけれど、「永久保存」の一つ

この「The Flu Game」は、ジョーダンのキャリアで「ベストゲーム」とは言えません。

そもそも体調不良だったわけだし(苦笑)、凄い活躍をした試合はたくさんあるので、どれが「ベスト」かを選ぶのも大変です。

(候補だけで30試合ぐらい挙がりそう…(^^;))

でも、この試合は自分の中で「永久保存」の一つです。

当時録画した中継のハードディスクは多分もうないけど(苦笑)、以前購入したDVDに収録されているので、これは大事にしています。

最近見ていなかったので、これを機にまた見てみようと思います♪

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士