アメリカサッカー協会の「10歳以下の子どものヘディング禁止」について

昨日、アメリカサッカー協会が10歳以下の子どものヘディングを禁止すると発表したそうです。

10歳以下のヘディング禁止、サッカー協会が新規定 米

米サッカー協会は11日までに、10歳以下の子どものヘディングを禁止すると発表した。11~13歳の子どもは練習中のヘディングの回数に制限を設ける。米国ではここ数年で、サッカーやアメリカンフットボールといったスポーツ選手の脳震盪(のうしんとう)問題に対する関心が高まっていた。

米サッカー協会は、同じ規定を導入するかどうかの判断は個々の団体に委ねるとしながらも、規定は医療委員会からの勧告に基づくと強調、同様の対応を取るよう強く促している。

今回の規定は、2014年に米サッカー協会などを相手取って起こされた裁判がきっかけとなった。

きっかけは「訴訟大国」というお国柄ゆえのものかもしれないけど(苦笑)、自分も子供の頃痛い思いを何度もしたので(幸いケガや異常はなかった模様)、「どうなんだろう?」とは思っていました。

以前こんなことも書きました。

「ヘディングは危険」という意見について考えてみた
先週、こんなニュース記事を見かけました。 サッカーママがFIFA提訴、ヘディングの危険性に対策要求 ヘディングの脳への影......

10歳以下の子どもたちを対象としているのは良いなと個人的に思いました。

10歳以下ならヘディングはそんなに頑張らなくていい

10歳以下の子どもたちは、そんなにヘディングを頑張る必要はないと思っています。実戦(試合)でもそんなに使う場面はないはずです。

10歳以下ならセットプレーで少しと、GKのパントキックやゴールキックを受ける時ぐらいでしょうか?でも、これは高く上がったボールをチョクで頭に受けるし、競り合えば子供の頭同士でぶつかる危険もあるので危ないのです。

まだ身体が成長していない子どもたちは、ヘディングよりも足技に磨きをかけた方が良いと思います。ヘディングはある程度大きくなってからでも大丈夫。その意味でも10歳以下の子どもをヘディング禁止にしても良いかなと思います。

10~11歳と言えば、日本なら小学校5年生。上手い子ならチームのレギュラーになれる年代だと思うので(4年生でレギュラーは稀ではないかと)、ヘディング解禁にはちょうど良いのではないでしょうか?

個人的には、少なくとも小学生まではヘッドギア着用でも良いのでは?とも思っています。

議論の余地はあるけど良いと思う

今回の「10歳以下の子どものヘディング禁止」はアメリカ国内でのことなので、すぐに日本や世界各国への展開はないと思います。

ただ、議論の余地はありそうです。訴訟沙汰になっていないだけで、ヘディングで脳震とうになったとか頭痛がつづいたというケースはちょいちょいあるんじゃないかと思います。

ボールはだんだん軽量化されてきているので、ヘディング時の頭への衝撃も、私の少年時代のボール(懐かしの「タンゴ」)より軽減されているだろうとは思います。でも、技術的に未熟な少年世代ゆえに、当たり所が悪いことも多々起こり得るわけで、その辺の配慮も必要じゃないかと思います。

「昔からそうだったから」でルールを硬直させるのではなく、変えても良い・変えた方が良いルールは変えれば良いと思います。これまでにも安全面に配慮したルール改正はしてきているはずです(レガース着用や悪質なタックルへの「一発レッド」厳格化等)。

父親になってから、どうも子どもたちにやさしい(甘い?)思考になっているような……(苦笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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