アメリカでラグビーのプロリーグ発足。どうなる?

2016年から、アメリカでラグビーのプロリーグが発足するというニュースがありました。

ラグビー人気受け北米初のプロリーグ発足、2016年から

第一印象は「奴らもとうとう本気になるのか?」でしたけど(苦笑)、まだ全くの未知数なので、どうなるかいろいろ想像(予想?)してみました。

アメリカが本気になったら強い(はず)

まず、これを思いました。多くのスポーツで「強豪国」となっているアメリカが「強豪」になれていない数少ないスポーツがサッカーとラグビーです。サッカーとラグビーだけは世界的に見て「中堅国」です。

でも、サッカーでは去年のW杯では決勝トーナメントに進出しているし、MLS(Major League Soccer)も人気が出てきて、大物選手がプレーするようになっています。

ラグビーは、まだまだアメリカではマイナースポーツ感が拭えない印象だったのですが、先月までやっていたW杯で人気に火が点いたのでしょうか?それとも「グループリーグ全敗」という結果にアメリカのプライドが許さなかったのでしょうか?(苦笑)
ラグビーでプロリーグを始めるのは驚きです。本気かもしれません(笑)

これによって米国のフィジカルがすごい人たちの進路が広がったのは確かで、ラグビーの競技人口が増えれば、あっという間に強豪国入りしそうな予感がしています。日本代表だけでなく、南半球や欧州の強豪国も脅威を感じるのではないかと思います。

4大スポーツのカベは厚い…

しかし、そうは言ってもアメリカでは4大スポーツ(アメフト、バスケ、野球、アイスホッケー)の人気が圧倒的に高く、チームスポーツをするフィジカルエリートはだいたいこの4種目をしているのではないでしょうか?(個人スポーツなら、レスリングとか陸上とかテニスとかボクシングとかゴルフとか)

そのため、プロリーグを発足したからといって、すぐにラグビーの競技レベルが上がるかというと、そうでもないかもなぁとも感じます。

一方で、アメフトでNFL入りできなかった選手たちの「セカンドオプション」として、ラグビーが選ばれる可能性が高くなると思います。ルールは全然違うけれど、楕円形のボール、並外れたパワーとスピードと判断力と勇気が要求されること、といった共通点も多いです。

NFLの方が報酬が高く、(アメリカ国内では)人気もあり名誉でもあるので、本物のエリートはNFLに行くというのは変わらないでしょうけど、惜しくもNFL入りできなかった選手は、そのフィジカルをラグビーに発揮するようになるんじゃないかという予想はしています。そうなると脅威でしょう。

大物外国人選手の獲得もある?

サッカーのことで少し触れましたけど、大物外国人選手をじゃんじゃん獲得する可能性もあります。

サッカーだと、最近ではスティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ダビド・ビジャ、アンドレア・ピルロ、ディディエ・ドログバ、カカあたりがMLSでプレーしています。

ラグビーでも、大物スポンサーやオーナーが投資対象と見てバックアップすることにより、高額ギャラを用意して大物選手を招聘する可能性はあると思います。

加えて、ラグビーでは

  1. 出生地が当該国
  2. 両親、祖父母のうち1人が当該国出身
  3. 36カ月以上継続して居住

のいずれかを満たせばその国の代表メンバーになることができます(ただし、その前に他の国で代表入りしていたらダメ)。

若くて才能のある外国人選手がアメリカのプロリーグに加入して将来米国代表として活躍する可能性を考えると、米国が強くなる可能性も否定できません。

勢力図が変わる可能性もある

現段階でどこまで本気なのか分かりませんけど、運営組織が本気で、かつ、大きな企業や大物資産家のバックアップがあれば、一気にラグビーの勢力図が変わる可能性もあるように思えてきます。

ただ、歴史的にはペレ、フランツ・ベッケンバウアー、ヨハン・クライフ、ジョージ・ベストがいた「北米サッカーリーグ(NASL)」のようなケースもあるので、やってみないと分からない面が多分にあります。

それだけに個人的には興味深いです。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士