モウリーニョ監督を今は解任しない方が良いと思う3つの理由

チェルシーの今季の調子の悪さから、「モウリーニョ解任論」が時々記事に出てきています。

個人的には、【今は】解任しない方がいいんじゃないかなぁと思っています。

今季の成績はたしかに良くない…

今季のこれまでの成績は、たしかに「第1期」モウリーニョ監督就任以来最低かもしれません。

プレミアリーグ: 10試合 3勝2分け5敗 15位 得点15 失点19

欧州チャンピオンズリーグ: 3試合 1勝1分け1敗 グループ3位 得点5 失点2

イングランドリーグカップ: 4回戦敗退

低迷しているのは確かです。特に、プレミアリーグで「得点が少なく失点が多い」のが気がかりです。

監督の采配と同時に、選手の好不調も要因としてあるのかなと思いますし、以下の理由から「まだ早い」と思います。

今は解任しない方が良いと思う理由

1.まだシーズン序盤。これからどうなるか分からない

まだ今季が開幕して2ヶ月ほどです。これからまだ7ヶ月ぐらいあるのに、「もうダメ。監督交代」は早すぎるかな、と。

昨季プレミアリーグで「圧勝」に近い優勝だった実績があるし、プレミアリーグ首位との勝ち点差も「まだ11しかない」と見ることができます(年末にこの差だったらマズイけど)。そろそろチームも危機感を覚えて調子を上げてくるはずだと思うし、これからの2ヶ月で5ぐらい勝ち点差を縮めることは可能だと思います。

2.シーズン中なので、先を見据えた監督選考がしづらい

もうシーズンが始まってしまっているので、監督選考がしづらいはずです。「次はこの人にやってもらおう」とチェルシー幹部が考えている人は、既にどこかのチームの監督だったり、今季いっぱいの休養を明言しているのではないでしょうか?(いろいろ言われていますけど)

単純に、シーズンが終わってからの方が、後任監督の選択肢は多いはずです。

それに、シーズン途中の監督交代は難しいです。交代するとしても、「今季だけ暫定でやってもらう」という後任監督への割り切りが必要な場合もあるでしょうし、そうなれば後任監督としては「なんだよ、暫定かよぉ…」ってなるでしょうし(苦笑)

一番無難なのは、今いるコーチを「監督代行」にすることなのでしょうけど、シルヴィーノ・ロウロやルイ・ファリアはモウリーニョの片腕のような存在なので引き受けたくないでしょうし、スティーブ・ホランドになったとしても、ロウロやファリアがモウリーニョの時と同じように働いてくれるかは未知数です。

そんなわけで内部で賄うのもどうかな、と。

3.後任監督は必ずモウリーニョと比較されるのでイヤなはず(苦笑)

これはモウリーニョの次の監督の「宿命」なのでしょうけど、必ずモウリーニョと比較されます。そして、不振になれば「モウリーニョの時の方が…」的な批判を受けることになります。

唯一上手くいったのは、レアルのカルロ・アンチェロッティぐらいだったのでは?でも、アンチェロッティはシーズン途中での交代ではなかったので、キャンプでじっくり選手を見て戦術を考える時間があったはず。シーズン途中での交代では、それをする時間もないのでかなりのハンデを背負うことになります。

そんな難しい状況で監督を引き受けて、おまけに比較されるのは、後任監督にとってはキャリアに傷をつけるリスクもあるかな、と。

後任になるとしても、シーズンを終えてから選手補強や戦術構築等をしっかり準備して臨みたいと思うのでは?と思います。

なので「今すぐ」のオファーがあっても、「え~?ちょっと今すぐは…」というリアクションが多いのではないかと(苦笑)

終わりに

交代するなら、シーズンを終えてからの方が良いかなと思います。

今交代するとしても今季はあきらめた方が良いでしょうし、評価も今季の成績だけで決めない方が良いでしょう。

今交代して長い目で見守っていくか、それとも、今季いっぱいはモウリーニョに任せて、シーズン後に代えてフレッシュスタートさせるか、の選択で、個人的には後者の方が良いかなと思います。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士