「HA」は「ハ」?それとも「ア」?…人名表記はやっぱり難しい(苦笑)

外国人の日本語表記が難しいことを以前にも書きましたけど、未だに「これ、どうなんだろう?」というのがあります。

有名外国人の名前の日本語表記に対する疑問、というかツッコミ
外国の有名人の名前は、新聞やTV等でカタカナ表記されます。 (東アジア圏でない限り漢字がないので当たり前ですね) しかし、英語の綴り......

その一つが「H」で始まる名前。

なんとなく分かったつもりでいるけど、分かっていない可能性もあるので(苦笑)、知っている範囲で書いてみます。

「どう読むか・どう表記するか」はその人の出身地による

有名なものに、「HUGO」や「HERMES」があるでしょう。

「HUGO BOSS」と書いてあれば、「ヒューゴ・ボス」と読むでしょうし、「HERMES」は「エルメス」と読むでしょう。

日本では誰も「ウーゴ・ボス」とは言わないし、「HERMES」を「ヘルメス」「ハーメス」とは言いません。

でも、サッカーで「HUGO SANCHEZ」と言えば「ウーゴ・サンチェス」だし「HUGO MARADONA」は「ウーゴ・マラドーナ」です(ちなみウーゴ・マラドーナはディエゴ・マラドーナの弟)。

古いか……(苦笑)

この違いは何かと言うと、その人の出身地の違い。「HUGO BOSS」の創業者ヒューゴ・ボスさんはドイツ人なので、ドイツ語の発音で「ヒューゴ」。サッカーの「ウーゴ」はスペイン語圏の選手なので、「H」を発音しません。

「H」を発音しないのは、「HIERRO」が「イエロ」なのと同じですね(サッカーが好きな人なら知っているでしょう)。

「HERMES」も同様。エルメスはフランス人創業者の名前なので、フランス語の発音で「H」を発音せず「エルメス」です。でも、「H」を発音する国なら「ヘルメス」や「ハーメス」になります。「HENRY」を「ヘンリー」ではなく「アンリ」と読むのと同じですね。

そんなわけで、どう発音するかは「その人の出身がどこか」も関係してきます。

キャリアの途中でスペルが変わった事例もある

「H」絡みで、名前のスペルがキャリアの途中で変わった事例もあります。

アキーム・オラジュワン。

NBAで歴代トップセンターの一人です。

ナイジェリア出身のオラジュワンは、ヒューストン大学に入ってからNBAデビュー後の80年代まで、ファースト・ネームの「アキーム」を「Akeem」と表記していました。

しかし、NBAデビュー後しばらくしてからオラジュワンがお母さんに

「あなたの名前のスペル、おかしいわよ」

と指摘されて「Hakeem」に表記を直したと言われています。

(という話を、むか~しバスケの雑誌で読みました)

おいおいと言いたい話ですけど(苦笑)、今では普通に「Hakeem」と書いて「アキーム」になっています。

MLBの「ヘルナンデス」選手はほとんどが「エルナンデス」では?

で、思うのはMLBの「HERNANDEZ」という選手。

ドミニカやベネズエラといったスペイン語圏出身の選手に多い名前ですけど、MLBの中継を見ていると「ヘルナンデス」と表記されたり読まれています。

米国でそう発音しているからなのでしょうけど、彼らの出身地を考えれば「エルナンデス」が本来の表記では?と思います。

ただ、これは米国での読み方がいい加減なのが原因かな、と。「HERNANDEZ」は「ヘルナンデス」と言うくせに、ティエリ・アンリ(THIERRY HENRY)のことは「ヘンリー」なんて言わずに「アンリ」ってちゃんと発音しますからね(苦笑)

非常に奥が深い……(苦笑)

「H」以外にもまだまだ疑問(ナゾ?)はあります(苦笑)

マスコミの間で表記や発音に統一感があればいいのでしょうけど、難しいのかな?

The following two tabs change content below.
ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする