ラグビー日本代表の敗退には悔しさよりも寂しさを感じる

夕べのアメリカ戦に勝利して(28-18)、日本代表の2015年ラグビーW杯が終了しました。

今大会の4試合で3勝もするとは夢にも思っていなかったので(「1勝できればいいなあ」ぐらいでした…)、良い意味で予想を裏切ってくれたなぁと思う反面、試合そのものはどの試合も面白かったので、早くも次の大会が楽しみになりました。

南アフリカ、スコットランド、日本の3チームが「3勝1敗」の同成績だったものの、ボーナスポイントで日本が3位になったのは既報の通り。

勝ち上がることが出来ず「悔しいなぁ」という人が多数だと思いますけど、個人的には「このチームがもう見られないのは寂しいなぁ」という方が強いです。

涙の意味

アメリカ戦後、「MOM(Man Of the Match)」に選ばれた五郎丸選手がインタビューで涙を流していました。

勝ち上がれない悔しさもあったのでしょうけど、それ以上に

「もうこのチーム、このメンバーでプレーできない」

という寂しさが頭をよぎったのかな、と思いました(勝手な推測なので、実際は分かりません)。

見ていて素晴らしい一体感・結束力だったし、言葉通り「チーム一丸」という感じがしました。

そんなチームでプレーする機会は、選手のキャリアの中でも一度あるかないかだと思います。今大会の日本代表はまさにそんな感じのチームに見えたので、「終わってしまう」という寂しさも強かったのではないかと。

チームが充実していると、終わるのが寂しくなる

こんなケースは、他の競技でもありましたね。

NBAではシカゴ・ブルズが2度目の3連覇をした時には、ジョーダン、ピッペン、ロッドマンの3人が強烈に目立っていたけど、他の選手やコーチ陣もすごく充実していて、3連覇後のチーム内のパーティーでは、みんなで涙を流して別れの挨拶をしたそうです(という記事を昔見ました)。

あのチームは現ウォーリアーズのHCスティーブ・カーやトニー・クーコッチ、ロン・ハーパー、ランディ・ブラウン、ルーク・ロングリー、ビル・ウェニントン等々、自分の役割を理解している選手が多くて、それぞれがぞれぞれの持ち味を存分に発揮する素晴らしいチームでした(コーチ陣もフィル・ジャクソン、テックス・ウィンター、フランク・ハンブレンと、すごい人揃いでした)。

プレイオフやファイナルの緊迫した場面で、特に一体感を強く感じるチームでした(だから3連覇したのでしょう)。

最近では野球のWBC日本代表もそうですね。

最初の2大会で連破した時のチームで、イチロー選手は

「このチームで、メジャーでやりたいぐらいです。それぐらいすごいチームです」

「ただ、優勝した瞬間というのは、1カ月ということでしたけど、素晴らしい仲間とプレーできて、素晴らしいチームになって、このチームと今日で別れなくてはいけない寂しさ、喜びと同時に沸いてきました」

と話していました(ソースはこちら)。

結果はどっちでも、そういう素晴らしいチームで経験できることって素晴らしいなあと、素直に思います。

終わりに

モールで必ず後ろからどんどんバックアップして数的優位になって攻勢になったり、相手選手が予測しにくい細かいパスワークを見せたりと、今回の日本代表は本当に素晴らしかったです。称賛しかありません(笑)

それだけに、もう終わってしまうのは寂しいけど(明日もう帰国するらしい…)、これから日本のラグビーを見るのも楽しみになってきました。

来年にはスーパーラグビーに日本チームが参戦するし、4年後のW杯は日本大会。

今大会のイングランドよりも良い成績を目指してほしいです。

余談ですが、これから先は南アフリカを応援しようかと。

優勝すれば、日本代表の勝利の価値がさらに大きくなるので(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士