アイアンマン世界選手権の優勝争いを見て改めて気づくマラソンとの3つの大きな違い

娘の小学校の運動会が雨天で延期になったため、アイアンマン世界選手権のライブ中継を見ています。

日本のTVでは絶対に見られない中継が見られることの有難さを、ネットで享受しています♪

毎年過酷なレース

レースを見ながら書いているので、まだレース結果は分かりません。

ただ、例年通りタフなレースなのは伝わってきます。

女子で2連覇中のミリンダ・カーフレーがバイク途中でリタイア。レース前のバイク練習で背中(?)を痛めていたそうで、続行が難しくなったようです。やっぱりコンディションが万全でないとダメなのでしょう。

コレを書きながらランの中継を見ているのですけど、マラソンとは距離が同じでも(42.2km)大きな違いがあるので、やっぱり大変だな、というのはすごく伝わってきます。

アイアンマンのランとマラソンとの違い

1.一斉スタートではない

マラソンの場合、全員が同じ場所から「よーいドン」でスタートします。

参加者全員が一斉のスタートなので、スタート直後はカオス状態ですけど(苦笑)、1kmほど過ぎれば優勝を狙っている選手たちの先頭集団が自然に出来上がります。

そして、しばらくは(30km過ぎまで)その集団での駆け引きとなるので、「孤独な戦い」になる場面はほとんどありません。

一方、アイアンマンのランは、スイム3.8kmとバイク180kmを終えた後に行われます。

なのでランに移行する時点で「先頭集団」というものはなく、1位と2位、2位と3位の差も30秒~5分ぐらいついていることが多いです。

42.2kmのランは、ほぼずっと孤独です。トップ選手は「とにかく逃げ切られないと!」という心境だし、追いかける選手は「とにかく追いついて追い越さないと!」という心境でしょう。

他選手との駆け引きよりも、自分自身の孤独さと身体的苦痛に打ち克つことの方が大事な感じがします。

2.ペースランナーがいない

マラソンにはペースランナーという、集団を一定のペースで引っ張ってくれるランナー(レースに順位はつかない)がいて、スタートから半分~30kmぐらいまでペースをコントロールしてくれます。

トップ選手も、ペースランナーの後にくっついてしばらく走っていればいいので、事実上最後の10数kmだけが「勝負どころ」と言えます。

一方、アイアンマンのランにはペースランナーがいません。
集団がないので、いてもしょうがないのでしょう(苦笑)

ペースの上げ下げが必要なく、42.2kmをずっと自分のベストを出し切らないといけないし、常に「勝負」しているような感じです。

マラソンのようなスピードレースにはならないけど、これだけでもタフだと分かります。

3.真っ昼間の暑い時間帯に走っている…(汗)

マラソンは基本的に秋~春の競技です。レース時の気温は6~8℃ぐらいが最適と言われていて、10℃以上だと「暑い」と言われます。

オリンピックや世界陸上の時は例外的に夏の朝に行われます。でも、暑いので好記録は望めないし、「暑さに克った者勝ち」のような印象もあります。

一方、アイアンマン世界選手権はハワイ島で毎年行われていて、トップ選手の場合、ランが始まるのは現地時間の11時過ぎ~12時過ぎです。

多分30℃前後のメチャメチャ暑い時間帯(苦笑)。直前にバイクを180km走ってきているので既に暑いはずで、そこからさらに暑い中走るので、暑さも大敵です。

選手は給水の時にガブ飲みするのはもちろん、デカいペットボトルを手に取って頭からかぶって身体を冷やしています。そうでもしないと、身体がヤバいのでしょう。

終わりに

アイアンマンのトップ選手は、そんな状況でもランを2時間40分~50分で走ります。

マラソンのトップ選手の記録には遠く及ばないし女子選手の記録よりも遅いですけど、上記のような違いを踏まえると、とんでもないタイムです。

「3.8kmスイムと180kmバイクの後にこのタイム」っていうだけで十分凄いですけどね(笑)

やっぱりここで勝負している選手は凄いし、レースを見ていると血が騒ぎます(笑)

The following two tabs change content below.
ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士