バルサGK問題(?)から思う期待の持ち方、そして反省(苦笑)

FCバルセロナ(以下、バルサ)守備陣の不調から、GKが問題視されているようです。

バルサGKの成績が悲惨……、直近10試合18失点のテア・シュテーゲン

昨季リーガで正GKだったクラウディオ・ブラーボが負傷欠場していて、代わりにマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがバルサのゴールを守っているのですが、最近の失点の多さと大量失点試合の発生によって「ヤバくない?」となっているようなのです。

たしかに昨季はバルサがリーガ最小平均失点となり、ブラーボがサモーラ賞を獲得しています。それと対照的な成績になっていることが目立っているのでしょう。

でも、「GKだけの責任かなぁ?」と思っています。

元々DFは強固ではない

バルサのDF陣は元々それほど強固ではありません。

まず、両SB(D・アウベス、J・アルバ)が攻撃的な分、カウンターに脆さを感じます。2人とも走力・持久力はあるけれど、カウンターでサイドのスペースを突かれるとやっぱりマズイです。

それに、本来のポジションが守備的MFで身長が174cmしかないハビエル・マスチェラーノがCBを務めていることが、DFラインの脆さを象徴しています。マスチェラーノは戦況の読み・判断が素晴らしく、カバーリング能力が高いです。両SBやCBのジェラール・ピケのカバーリング役として抜群に良いので現状そうなっています。

でも、体格的に小さい分、セットプレーになると厳しい……。バルサは小柄な選手が多く、ピケとセルヒオ・ブスケツしか守備陣に身長180cm以上の選手がいないので(あとはイヴァン・ラキティッチの184cmぐらい)、高さで勝負されるとけっこう厳しいと言わざるをえないでしょう。

速さを活かしたカウンターにも、セットプレーにも脆さはある。

以前から懸念されていたけれど、それが今になって顕在化しているのかなぁと思っています。そんなわけで、GKテア・シュテーゲンだけの問題ではないんじゃないかな、と思っているのです。

若い選手は長い目で見た方がいい

テア・シュテーゲンはまだ23歳です(ペーター・シュマイケルがEUROでスパークした1992年に生まれたってのが、オッサン的には驚き)。

まだ経験とともに成長する過程にある時期だし、ボールへの反応の良さは昨季のCLで証明済みなので、もう少し長い目で見た方がいいんじゃないかな、と思っています。

ブラーボが安定感に優れているのは言うまでもないし、復帰後にブラーボが優先されるのは仕方ないですけどね。

「自分はどうなんだ?」という反省

でもこの考え、サッカーに限らず、自分の身の回りでも大事にしないとなぁと思いました。「自分はどうなんだ?」と考えてみて。

「仕事でパフォーマンスが不安定な若手・後輩に厳しく当たっていなかったか?」とか、「言うことをなかなか聞かない・分かってくれない我が子にキツくなっていないか?」とか。

振り返ると、「アレは良くなかっただろう、俺」と思う場面もありました……

自分自身が日々成長していくことももちろん大事だけど、同じように周りの人の成長の助けになるような接し方・見方・期待の持ち方も意識しないとなぁ、「ダメだ」と即断するのは良くないよなぁ、と反省させられます。もちろん、それを踏まえて厳しく当たった方が良ければそうするのでしょうけど。

自分自身も反省しながら成長しないといけないし、「自分への期待」ももっと高く持たないとなぁとも思ったのでした(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士