ラグビーW杯を見ていて改めて思うサッカーに関するたった一つのこと

ラグビーW杯で盛り上がっている今日この頃。

見ていて

「やっぱこれは間違いないんじゃないかな?」

という自信を、改めて感じることがあります。

それは

「ラグビー強豪国から優秀なGKは生まれない」説

です。

去年、イングランドからなかなか優秀なGKが出てこないことを嘆いた記事を書きました。

イングランドから優秀なGKが出てこない理由を考えてみた
サッカー イングランド代表。 1966年ワールドカップ(イングランド大会)で初優勝したのを最後に、決勝にも出たことがありません(それ以......

ほとんどこれのリライトになってしまいますが(苦笑)、やっぱりラグビーとの兼ね合いは要因としてあるんじゃないかなと感じるのです。

イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの英国4協会、それとフランス、アルゼンチンを対象に書きますが(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカあたりは、サッカーでは弱小国のため対象外)、ラグビーの代表選手を見ていると、身長190cm以上でフィジカルが抜群に良い選手がゴロゴロいます。

激しくぶつかり合いながらのボールの奪い合いに負けないし、20~30mのダッシュも速いし、果敢に相手の腰から下を目がけてタックルもします。おまけに冷静だし判断に迷いもない。

GKでも十分やっていけそうな選手ばかりです。

そんな体格的にもフィジカルにも恵まれている選手がラグビーをやっていると、同じ様な資質が求められてるサッカーのGKには優秀な逸材が出てこないのではないか、と思わずにはいられません。

特に、イングランドGKのジョー・ハートと比較すると(苦笑)

ハートも体格に恵まれているし(身長195cm)、今のイングランドではナンバーワンのGKなのでしょうけど、どうも落ち着きがないというか、安定感がないというか、頼もしい感じがしません……。

EURO2012年大会でのイタリアとのPK戦を見て以来、「ハートじゃ厳しいな……」と思っています。

未だにイングランドからハートを上回るGKが出てきていないこと、そしてラグビーには体格・フィジカル(そしてメンタルも)の素晴らしい選手が何人もいるのを見ていると、ラグビーとの関係を考えずにはいられないのです。

フランスも然り。今のフランスのGKはウーゴ・ロリス(186cm)とかスティーブ・マンダンダ(185cm)辺りでしょうけど、ラグビー代表には190cm以上の選手がたくさんいるし、おまけにフィジカルもすごいです。サッカーのGKが小さく、そして弱々しく見えてしまいます……

おまけにフランスの場合、バスケットボールもあります。トニー・パーカーが有名ですけど、NBAプレーヤーが何人もいるし、フランス代表チームとしても世界の上位に入る強豪国です。長身でフィジカルに優れた選手が、バスケに行ってしまうケースもなくはないかなと思います。

この点では、アルゼンチンも同じです。ラグビーでベスト8を狙う強豪国なうえに、バスケでも強豪国の一つです。サッカーには小さくて速い選手が多くて、大きくてフィジカルに優れた選手が少ないのは偶然ではないように思います。GKは代々「ワールドクラス」と言える選手がいませんし……

優秀なGKが多い国はどうか?

反対に、優秀なGKを多く輩出している国はどうか、という視点で見ると、まずドイツはラグビーでは強くないです。W杯には一度も出たことがないし、目立った成績もないようです

バスケでは強豪国の一つですが、NBAで活躍しているトップ選手といえばダーク・ノビツキー、クリス・ケイマンといった210cmオーバーの本当にデカい選手です(元選手のデトレフ・シュレンプフも206cmでしたね)。GKをやるにはデカすぎる選手です。

マヌエル・ノイアーは、見ていてラグビー選手としてもけっこうイケそうな感じがします。腕が長いし、よく走るし、当たり負けしないし、果敢にボールに飛び込むし。でも、ドイツはラグビーが盛んな国ではないし、GKがサッカーの「花形ポジション」とされているので、才能がサッカーで存分に活かせているんだろうなぁと思います。

イタリアも、同じようにラグビーはそれほど強くないし(W杯には出場しているけど)、バスケは2004年のアテネ五輪で銀メダルを獲ったけど「強からず弱からず」という感じです。

国として球技ではサッカーが最も盛んなので、優れた体格・才能の選手はサッカーをするのかなと。さらにドイツ同様、サッカーではGKが花形ポジションで、運動能力が最も高い人がやるポジションとされているので、優秀な才能が集まっているのだろうと思います。

ジャンルイジ・ブッフォンを凌ぎそうな逸材が全然出てきませんけど(苦笑)

スペインは、ラグビーが全然盛んではなく、W杯出場は1度だけ(1999年)。バスケは世界でも強豪国の一つで、NBA選手を何人も輩出しているし、バスケのリーグも人気がありますけど(バスケにも「バルサ」や「レアル」がある)、優秀なGKがちょいちょい出てきているところを見ると、あまり影響を受けていないように思います。

終わりに

もっと積極的な論証が必要なことは否定しませんが(苦笑)、「ラグビーが強い」のと「優秀なGKが出てこない」には相関関係があるように感じます。

体格・フィジカルに恵まれた選手がみんなラグビーに行ってしまう、というわけではないでしょうけど、ラグビーを見ていると「サッカーをやっていても凄かったかも…」と思わせる選手がけっこういるもので……(苦笑)

それにしても、開催国のイングランドが崖っぷちに追い込まれるとは思いもしませんでした。まさかウェールズに負けるとは…。

もうこれ以上は負けられないでしょう。

オーストラリアにも。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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