メイウェザーの「49戦全勝」は、歴代・現役の他選手と比べると改めてすごい

昨日、フロイド・メイウェザーJrがアンドレ・ベルトに勝利して、49戦全勝(=49連勝)のまま引退宣言しました。

身体能力の衰えがないわけではないのでしょうけど、技術と目の良さ、判断の良さが補っているので、まだ2年ぐらいはイケそうに見えます。昨日も、12ラウンドもボクシングをしたとは思えないくらいキレイな顔で試合後のインタビューに受け答えしていたのは、いつものことながら驚きでした。

試合内容はいつもの「メイウェザーのスタイル」に徹していたものの(苦笑)、どんな相手にも一貫して同じ戦い方をして勝つのは、レベルが相手より上でないと出来ないわけで、「最強」とは言えなくても「最高レベル」のボクサーなことは間違いないと改めて思いました。

「無敗で引退」は歴代で5人だけ

プロボクシングで無敗のままキャリアを終えた選手は、歴代でも4人しかいません(現役中に亡くなった選手を除く)。

  • ロッキー・マルシアノ(49戦49勝無敗)
  • リカルド・ロペス(52戦51勝1分け)
  • ジョー・カルザゲ(46戦46勝無敗)
  • スベン・オットケ(34戦34勝無敗)

カルザゲやオットケも、49戦までは戦いませんでした。唯一50戦越えをしているロペスも、キャリア48戦目で引き分けとなりました(連勝は47でストップ)。ロペスの場合、アマチュア時代に40戦40勝だったので、プロ・アマ通算するとどんでもない記録なのですが(汗)

いずれにしても「全勝無敗」の数字としては、ロッキー・マルシアノに並ぶ大記録なのです。

連勝記録では上がいる

負けた経験があっても、連勝記録ではフリオ・セサール・チャベスが87連勝という、これまたとんでもない記録を残しています。88戦目のパーネル・ウィテカー戦で引き分けてから、フランキー・ランドールやオスカー・デラホーヤに負けてしまい、通算115戦107勝6敗2分けでした(これもまたすごい記録)。

負けも引き分けもなく全勝のままキャリアを終えることがいかに困難なことかが、チャベスの記録を通して改めて感じます。

これから記録を更新しそうなボクサーはいるか?

現役で無敗(しかも全勝)のボクサーもいます。そして、「50戦全勝」までいきそうなボクサーが一人だけいます。

ローマン・ゴンサレスです。

現在43戦43勝、しかも37KOという恐ろしく高いKO率を誇っています。
ミニマム~フライ級の軽量級なのに……(汗)

これまでも圧倒的な強さで勝ちまくっているし、まだ28歳と若いので、最も「49戦全勝」を超えそうなボクサーだと言えます。年齢的にまだまだ現役を続けるでしょうし、階級も上げていくと思うので、どこまで無敗のままいられるかは分かりませんが。

他にもゲンナジー・ゴロフキンやアンドレ・ウォード等の全勝ボクサーがいるのですが、強い相手が多いので「全勝」でいられるか、しかも「49」まで記録を伸ばせるかとなると、やっぱり難しそうです……。

それだけに、マルシアノとメイウェザーの「49戦全勝」がいかに凄い記録かを改めて感じます。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士