結果は重要?目的は何?東アジアカップの報道を見て

あらかじめ申しておきます。ワタクシ、東アジアカップの試合を一度も見ていません。途中から3分ぐらいチラ見はしましたけど、フルタイムでは見ませんでした。

昨日全日程を終えたようですが、「未勝利に終わる」「屈辱の最下位」「突きつけられた現実」等々、ネガティブな見出しの記事が多いようです。「そうなのかなぁ?」というのが率直な印象です。勝たないといけない大会だったのでしょうか?結果が求められる大会だったのでしょうか?

むしろ、ホームでおこわれないこういう大会でこそ、毎度おなじみの「経験不足」を補えるのではないかと思っていたのですが……

東アジアカップの参加意義は?

東アジアカップって、1990年代の「ダイナスティカップ」のことだったのですね。「東アジア?アジアカップではないし、4か国だけの大会って、なに?」と思っていたのですが、前身が「ダイナスティカップ」だったと知って腑に落ちました。

この大会は、W杯予選とも直結しないし、五輪予選とも直結しないし、アジアカップとも無関係です。一応、FIFA国際Aマッチ扱いのようですが、50位台のFIFAランキング(正確には知らない)に大きく影響するような大会ではないでしょう。

だったら、

「別に結果はどうでもいいじゃん」

と思います。

欧州のチームに所属している選手は(日本に限らず他国も)リーグ直前で参加できないので、どの国もベストメンバーが組めないのは明白です。だったら、Jリーグ選手の国際試合経験や見極めにこそ格好の大会じゃないかと。

ハリルホジッチ監督にもそういう意図があったんじゃないかなと思うのですが(最下位になることは予想外だったかもしれないけど(^^))、結果のことでワーワー書いている記事が多いなあと感じました。

結果を重視すべき大会とそうでない大会

内容よりも結果を重視しないといけない大会もあれば、結果なんかどうでもよくて内容を重視した方が良い大会もあると思います。

前者はズバリ、4年に1度のW杯、アジアカップ、それと五輪(A代表ではないけど)です。この3つに関しては、結果だけに一喜一憂するのもアリです。大会頻度は少ないし、国際試合としての重要性もインパクトも高いからです。

反対に、それ以外のほとんどは「別にどうでもいいのでは?」と思います。欧州や南米の強豪国も、W杯とEURO(またはコパ・アメリカ)以外はそんな感じでは?ドイツ代表がこないだ親善試合で米国に負けたことなんて、ドイツ人はもうほとんど記憶していないでしょう(笑)

W杯予選はガチで戦って通過しないといけないし、極端な話「勝てばいい」けれど、そうでない国際試合・大会は結果よりも内容の方が大事ではないでしょうか?新戦力の発見だったり、現有戦力のふるい落としだったり、戦術のテストだったり確認だったり。「経験」がないのなら、そういう試合や大会ですればいいし。

ホームで親善試合やって勝ってキャーキャー喜ぶのが日本代表の文化になっているので、どんな大会でも結果を伴わないとこうなるのかなぁ、なんて思ったり。W杯アジア予選で戦うことになるかもしれない近隣国との対戦だったからなのかもしれませんけど、「本番」はまだ先です。

内容、どうだったのでしょう?

で、肝心の内容ですけど、私はどうだったのか分かりません(苦笑)

「この選手は今後も見てみたい!」や「この選手はちょっとダメかな…」というのが分かれば十分良かったんじゃないかな?と思います。貴重な(?)アウェイゲームも経験できましたし。

目先の試合の勝った・負けたよりも、この先の本番を見据えてどうなのかを考えないと。どうでもいい親善試合で勝って、「W杯もイケる!」なんて勘違いして、本大会でボロ負けして……なんてことを繰り返すのはもういいんじゃないかな、と思います。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士