ノゲイラに再び引退勧告・・・これには同意せざるをえない・・・

こないだの週末のUFC190で判定負けしたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに、UFC代表のデイナ・ホワイトが引退勧告をしたようです。

UFC社長がノゲイラに再び引退勧告

「もう十分戦ったよ。頑張ったよ。もういいだろう」ということなのでしょう。

年齢39歳。すでに動きのキレがだいぶ鈍っているばかりか、最近はパンチをもらう場面が多くなっていて、見ていてハラハラします。

おまけに、晩年はフランク・ミアとファブリシオ・ヴェウドゥムに屈辱のタップアウト負けをしたし……。今までノゲイラのタップアウト勝ちの試合を数々見てきた自分としては、本当に残念なのです。

ノゲイラの試合はリングス時代から見ていましたが、PRIDEではデビュー戦のゲーリー・グッドリッジ戦(PRIDE15)からずっと会場で見てきました。PRIDEでのノゲイラの試合で会場観戦していないのは、福岡で行われたPRIDE24(vsダン・ヘンダーソン)ぐらいかも。

(…って振り返ると、「すごい頻度で見ていたんだなぁ、俺」と改めて驚き(苦笑))

PRIDEでのベストバウト3試合は、ミルコ・クロコップ戦、ボブ・サップ戦、それとヒース・ヒーリングとの初戦です(順不同)。どの試合も熱かったです。東京ドームと国立競技場という、申し分ない場所だったし(笑)

特に、ミルコ戦でタップを奪った瞬間は、取り乱して席の上に立ち上がって叫んでいたような……(汗)。会場のボルテージも異様だったことを、今でも覚えています。

若き日の思ひ出です(笑)

ミルコ戦の後ぐらいから打撃、特にボクシングに力を入れているとノゲイラがインタビューで話していて、「じゃあスタンドも強くなるのかなぁ」と思っていたけれど、最後までそれほど強くなることがなかったのが残念です。

コーチの指導等の環境が十分でなかったのか、それとも、そもそも打撃センスに難があったのか。アンデウソン・シウバと一緒にトレーニングし始めて、2人でスパーリングしていても、アンデウソンは余裕でかわしまくっていましたし(アンデウソンだから、というのもあるけど)。

UFCに移ってからは、「もしかしたら、目が片方見えないとかあるんじゃないかなぁ」って思ってしまうくらい、相手のパンチをもらうようになりました……。

フランク・ミアとの初戦で一方的にボコられたのも残念だったし、ケイン・ヴェラスケスに完璧なKO負けを喫したのもショックだったし。PRIDEでキレキレなグラウンドで勝ってきた姿とのコントラストがあまりにも大きかったので、UFCでのノゲイラは見ていて辛かったというのがありました。

最近数試合は、グラウンドでも動きが鈍くなっているように見えます。なんというか、グラウンドでの初動も仕掛けも遅い。しかも、相手の動きに対する反応も鈍い…。ヴェウドゥムとの試合は「え?どうしたの?」って聞きたいぐらい反応が遅かったですからね……

もうフィジカルが限界にきているのではないかと思います。精神力の強さは変わらないのでしょうけど、身体が追い付いていないというか。これ以上MMAのヘビー級の第一線で戦うのは厳しいし、続けることで致命的なダメージを負う危険性だってあると思います。

実際どうなのか知りませんけど、ノゲイラをグーグル検索すると関連ワードに「パンチドランカー」とか出てくるし……

もう本当に見ていてコワイんです。違った意味で。

なので、デイナ・ホワイトが引退勧告するのは、すごく分かります。試合に勝てないから、というわけではなく、ノゲイラが素晴らしい選手で好きだからこそ「もうこれ以上やらない方がいいよ」と言っているのだと思います。
ADCCとか、ブラジリアン柔術とか、メタモリスとかもあるのだから、そこでグラップリングの底力を見せてほしいと思うのです(これも厳しいのかもしれないけど)。

あと、日本でセミナーをやってほしい!(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士