マジック・ジョンソンが24年前に教えてくれた大事なこと

私が初めてNBAの試合をフルタイムで見たのは、1991年のNBAファイナル、シカゴ・ブルズvsL.A.レイカーズ。マイケル・ジョーダン率いるブルズが、初めてNBAチャンピオンになったシーズンのファイナルでした。

マジック・ジョンソンは、ラリー・バードと共に高校(当時)の友だちから名前を聞いていたぐらいだったし、マイケル・ジョーダンも「スニーカーのエア・ジョーダンの人」程度の認識でした(苦笑)

このファイナルはジョーダンの凄さが凝縮されたような試合でした。

NBA史上に残るハイライトプレーにもなっている「右手ワンハンドダンクの体勢から、ボールを左手に持ち替えてのレイアップ」は、初めて見た時「うわ~っ!」と声を出してしまいましたし(笑)

優勝を決めた第5戦は、独走のスラムダンク、ダブルクラッチ、アリウープ、空中で止まるようなフェイドアウェイ等、「これぞジョーダン」というプレーがてんこ盛りでした。
スコッティ・ピッペンも凄いなと思ったのも、このシリーズでした。

(ついでに言うと、ジョン・パクソンの3ポイントもキレキレでしたね)

話が脱線してしまいましたが(笑)、このシリーズではマジック・ジョンソンも強く印象に残りました。

劣性でも楽しそうにプレーしている

レイカーズは結果的に1勝4敗で負けたのですが、マジック・ジョンソンは終始カリカリすることもなく、時折笑顔を見せながら楽しそうにプレーしていました。

元々そういう選手だったことも聞いていたのですが、NBAファイナルのような大舞台で、しかも劣勢に立たされていても楽しそうにプレーしている姿は、「凄いジョーダン」と対照的ながらカッコ良く見えました。

味方選手が好プレーをすれば、合図やハイタッチ、ハグをしたりして鼓舞するし、審判とも時々笑顔で会話するので、

「なんて素晴らしい人なんだ」

と思ったものでした。

で、その後にマジック・ジョンソンの偉大さを知るべく『Always Showtime』というハイライト集のビデオ(当時はDVDでなく、ビデオテープ)を購入して何度も見ました。

プレーがすごいのは言うまでもないのですが、何より印象的だったのはファンもジョンソン本人も、ものすごく楽しそうなところでした。

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人を楽しませるには、まず自分が楽しまないと

ファンが楽しんでいる。
で、ジョンソン本人も楽しそう。

そんな姿を見ていて思ったのは、

人に楽しんでもらうには、まず自分が楽しんでいないといけないんだな

ということでした。

プロスポーツ選手に共通して言えますが、いい試合・いい勝負の時は、プレーしている選手も楽しそうで目がギラギラしています。悲壮感を漂わせながら好勝負をしている選手はあまりいません。

真剣な中にも、「勝負を楽しんでいる」部分もあるように見えます。先日のウィンブルドン決勝もしかり、サッカーの大きな大会もしかり。

プレーしている選手自身が楽しんでいるからこそ、見ているファンにも楽しそうなところが伝わるのかな、と。

これって大事なことだなと、40歳のオッサンになって思います。

終わりに

今の私は「時間に追われる毎日」という感じではないので、疲労感や悲壮感は表情に出ていないかな、と思っています(思っているだけ、かもしれませんが)。

当たり前かもしれませんが、やっぱりカリカリしたりギスギスしていると誰も寄って来てくれなくなると思うので、これからも「まず自分が楽しむ」というのは大事にしていきたいな、と思います。

「Always Showtime」……本当にそう思います。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士