ビッグクラブに「生涯○○」の選手はいなくなる方向っぽい

サッカーもNBAもシーズンが終わって、選手の移籍情報が飛び交っています。

既に移籍や退団が決まった選手もいますし、交渉中とかオファーとかの話がウワサレベルでも報道されていたりします。

毎年この時期によくある風景なのですが(笑)、傾向として言えるのは「移籍なんてありえない」という選手がいなくなった、ということです。

生え抜き選手もどんどん移籍している…

最近では、長年レアル・マドリーのゴールマウスを守ってきたイケル・カシージャスのFCポルトへの移籍が決まったようです。

Casillas-adiós

私が初めてカシージャスを見たのは、1999-2000シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝、バレンシア戦でした。当時のレアルは、まだジネディーヌ・ジダンもルイス・フィーゴもいない「銀河系軍団」前のチームでした。

ボド・イルクナーの代わりに20歳に満たない若い選手が守っていたので、「あらら。レアルはずいぶん大胆だなあ」と思って見ていました(笑)

あれから15年。ずっとレアル(とスペイン代表)でゴールを守ってきたカシージャスが移籍。代わりにダビド・デ・ヘアが入ると噂されているので、チームの将来を考えると「交代の時」なのかもしれませんけど、感情的にはちょっと……。まだカシージャス自身も34歳で、引退するには早いと思うし。

(それにしてもデ・ヘアは、マンUに行く前までは少年時代からずっとアトレティコにいたはずだけど、同じマドリードのレアルに行くのはサポーター感情的に大丈夫なのでしょうか?)

レアルは、この辺かなりドライだなという印象があります。過去の象徴的だった選手も悉くそうでしたし。フェルナンド・イエロ、ラウール・ゴンサレス、グティ等々。マノーロ・サンチスの引退ぐらいまではそんなことなかったと思うのですが……

さらに、ドイツのバスティアン・シュヴァインシュタイガーがバイエルンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍することが決まったようです。

シュヴァインシュタイガーもバイエルン生え抜きで副主将だったのですが、今はポジションをX・アロンソやチアゴ・アルカンタラ、ハビ・マルティネスあたりに奪われていましたからね(しかも、みんなスペイン代表…)。

まだ老け込む年齢ではないし(8月に31歳になる)、むしろ円熟期を迎える頃だと思います。マンUのファン・ハール監督は5年前バイエルンで指揮を執っていたし、ポジション的にも重宝されると思うので、むしろチャンスではないかと。

(それにしてもトニ・クロースとシュヴァインシュタイガーが2人ともバイエルンから離れることは、3年前は思いもしなかったものです……)

ビッグクラブの選手は移籍が不可避になりそう

上に書いた2人に共通しているのは、

  • ビッグクラブの生え抜き選手だったこと
  • ポジションを若くて有望な選手に奪われてしまった(しまう)こと

です。

ビッグクラブゆえに、選手補強は毎年のように行うし、巨額を投じた大物の獲得もあります。それによって、長年チームに貢献してきた選手がポジションを奪われるということも往々にしてある時代になりました。

早い話、感情論を抜きにして「もっと強く」を目指すようになった、ということかと。

強くなることでTV放映権や入場料(シーズンチケット)収入、スポンサー収入が増えることを考えれば、チーム経営のためにも不可避なのでしょう。

もちろん、移籍させたらチームの実力も人気もガタ落ちするかもしれないような選手は引き止めるのでしょうけど。

終わりに

これからも生え抜き選手の移籍は毎年のようにあるでしょう。

「生涯○○(クラブ名)」の選手は近々いなくなると思います。

スティーブン・ジェラードもそうでしたし、チャビ・エルナンデスも移籍しました。将来的にはアンドレス・イニエスタやリオネル・メッシにも移籍話が出てきても驚きではないでしょう。

そうなると、

「誰が最後の「生涯○○」の選手になるんだ?」

というテーマも出てきそうです。

早ければフランチェスコ・トッティ(ローマ)、遅ければセルヒオ・ブスケッツ(バルサ)でしょうか…?(私の勝手な予想)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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