気がつけばジロが既に終わっていた・・・やっぱりコンタドールだった

こないだの週末に、Giro d’Italia(日本名「ジロ・デ・イタリア」)が終了しました。総合優勝は、注目していたアルベルト・コンタドールでした。

「総合」優勝だけあって、長丁場のステージレースでは「総合力」がモノを言うのは間違いないようです。

「個人総合優勝」でも「チームの勝利」

サイクルロードレースの場合、最後の直線数百メートルで最大限の馬力を発揮する「スプリンター」、山岳コースの山上りを得意とする「クライマー」、平地の長い距離を速いペースで引っ張るのが得意な「ルーラー」、アップダウンのあるコースでアタックを仕掛けて逃げるのが得意な「パンチャー」、タイムトライアル(TT)が得意な「TTスペシャリスト」等、いろんなタイプのレーサーがいます。

そして、チームではエース格の選手に勝たせるように、いろんなタイプの選手を組み合わせて「エース」をアシストするように戦術を組みます。そのため、チーム全体で良いパフォーマンスを発揮できないと、必然的にエース格の選手が総合優勝をすることも難しいのです。

今回のコンタドールも、途中のステージで2回も落車したにもかかわらず(しかも1回肩を脱臼した!)最後まで走って総合優勝することができたのは、落車した時もその後も献身的にコンタドールをアシストしたチームメイトがいてこそのことでしょう。

毎度のことながら、サイクルロードレースのチームプレーには感銘を受けます。個々の「スペシャリスト」がエースの総合優勝のためにアシストに徹しているし、途中でしゃしゃり出るフザけたヤローが一人もいないのです。この辺はプロフェッショナルだなと感じます。

コンタドールの「オールラウンダー」っぷりが見事だった

チームのエースは、どんなステージでも大きく順位を落とすことはできません。そのため、穴の少ない「オールラウンダー」タイプの選手がエースになります。

コンタドールも「オールラウンダー」。ただ、コンタドールの場合、その「オールラウンダー」っぷりが見事でした。

個人タイムトライアルのステージでは2位に入っていたし、複数あった山岳ステージでも一発勝負に出た「逃げ」の選手は見送っても、有力選手にはほとんど遅れをとらず、かつ勝負に出たりして「本当にケガしているの?」と思うくらい(笑)見事でした。ただでさえ疲労がハンパないはずなのに、「負けない」戦いぶりは流石でした。

一つ変わっていたこと

コンタドールに注目していたら、アイウェア(サングラス)が変わっていました。

今まで、ヘルメットと同じメーカーの「GIRO」製のアイウェアだったのが、今回はオークリーの「RadarLock」になっていました。

GIRO-38882.jpg

「マリアローザ」のピンク色に合わせたピンクの特注フレームで、多分非売品でしょう。欲しいけど、あれはオークリーUSのサイトでもカスタムできないカラーですね……

(ちなみに、個人的に一番カッコ良かったのは2012年アイアンマン世界選手権限定のピンクのRadarLock。非売品)

新作「JawBreaker」のユーザーも多かったけど、カラーリングではあのピンクのRadarLockが一番良かったなあと。

アイウェア好きな私は、どうしても「目」にも注目してしまいます(笑)

終わりに

今回、コンタドールはジロで2度目の優勝。
ということは、グランツール(ジロ、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ)全てを2度以上優勝したことになります。こういうのを「ダブル・グランツール制覇」みたいに言うのでしょうか?

調べてみたら、エディ・メルクスでさえも「完全ダブル」ではなかったようで(ブエルタだけは1回しか優勝していない)、ベルナール・イノーに次いで史上2人目のようです。それもすごい記録。

今年のツールとブエルタはどうするのでしょう?
史上初の「年間グランツール」を狙ってほしいなぁとか思ったり(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士