駅伝の国際大会廃止。やっぱり駅伝は「日本だけ」の競技か・・・

毎年11月頃に行われる「国際千葉駅伝」が、今年以降は開催されないことになったそうです。

国際千葉駅伝が終了 有力選手の確保難しく

同市内で開かれた県市や日本陸連などによる組織委員会会議で決定した。選手の個人マラソン志向が高まる中、国内外でマラソンの国際大会が増加し、有力選手の確保が難しくなったことが理由。

国内有力選手の確保が難しくなったのもそうでしょうけど、それ以上に海外の選手を集めるのも大変だったのでは?

そもそも海外には「駅伝」なる競技はほとんどなく、駅伝は英語でも「ekiden」です。日本で生まれて、日本では馴染み深い競技ですが、海外ではさっぱりです。個人でマラソンを走る選手にとっては距離が短すぎるし、5,000mや10,000m走の選手にとっても「トラックレースでないこと」や「距離が区間によって異なるうえに中途半端なこと」など、海外の選手が日本で駅伝に出て走るメリットがあまりないように感じられるのです。

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日本だけ独自の知名度と人気があるのは、やっぱり「お正月」がポイント

駅伝は日本だけは知名度が抜群にあります。要因は、毎年お正月に行われる「ニューイヤー駅伝」と「箱根駅伝」でしょう。

家でおせち料理を食べたり飲んだりして温まりながらのTV観戦、またはコースで生観戦というのが恒例行事になっている人も多いはず。競技時間もけっこうあるのでゆっくり観られるのも良いのでしょう。

また、駅伝は人間味が随所に出る、というか、引き立てられているところも特徴的です。結果以上に、そこに至るプロセスにクローズアップして感動を喚起する番組制作側の思惑が、上手くハマっている印象があります。

ドライな国民性なら「そんな過程はいいから、ちゃんとレースの模様を実況しろよ」とかなるのではないかと(苦笑)

高校野球も同じような感じですね。
毎年の「風物詩」になっているので、日本では完全に定着している感じです。

駅伝の国際大会は?

「国際千葉駅伝」が廃止になって、「他に駅伝の国際大会って、あったっけ?」と思い返してみたのですが、ありませんね……(苦笑)。日本の実業団や大学、あるいは県別対抗のレースはたくさんありますけど、「国別対抗」のような国際大会って他になさそうです。

ということは、駅伝は完全に「日本だけの競技」になってしまっているのでは?

前にも似たようなことを書いていますが、駅伝は「ガラパゴス競技」化している感じがします。別に駅伝の存在自体は否定しません。でも、「駅伝とマラソン(または10,000m走)との両立は厳しいよね」とは思っています。

駅伝の練習の片手間にマラソンやトラック用のトレーニングをして「オリンピックでメダルを!」と言ったところでかなり無理があるのではないかと思うのです。同じ「走る」競技でも走り方や向き合い方は全然違うと思います。それに、ケニアやエチオピアのマラソンのトップ選手は、「マラソン一本」なわけですから。

終わりに

駅伝の国際的認知度を高めるには、やっぱりオリンピック種目になるしかないでしょう。競輪だって「KEIRIN」としてオリンピック種目化されたことで知名度も競技レベルも上がっているし。

オリンピック種目になれば各国も気合いを入れるのでしょうし、国際大会も活性化されるはずです。間違いなく。

そうなった時にオリンピックでメダルを狙えばいいと思います。

でも、現状そんな兆しはありませんね……

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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