まず1勝!ミルコの「リベンジロード」が始まった・・・

今朝のUFC Fight Nightで、ミルコ・クロコップがガブリエル・”ナパオン”・ゴンザガに勝利して、8年越しの「リベンジ」を達成しました。UFCに復帰するのを知って「ナパオンとリマッチしたいんだろうなぁ」と思っていたので、予想通りの第1戦でした(笑)。

それでも勝つのは難しいんじゃないかな?と思っていたので、勝利できたのはミルコにとって大きな第一歩だと思いました。

crocopvsgonzagatrailer

左ハイ以外の「武器」がほしい…

ミルコの武器と言えば、左ハイキック。PRIDE時代は何人もの選手を左ハイでKOして、ミルコの代名詞に近い必殺技です。しかし、UFCでは全然出せていません。

これはリングとオクタゴンの形状の違いによるところが大きいでしょう。どうしても左ハイで仕留めることができないため、ミルコはUFCでは苦戦を強いられています(その辺のことを別の機会に文字にしてみようかなと思います)。

今回の対戦相手のナパオンは、UFCで初めて「ミルコ対策」を成功させて

「ミルコ恐るるに足らず」

を実証した選手なので、ミルコとしては左ハイでKOしたかったはず。
ただ、やっぱり難しかったようです。左ハイ以外の、相手にとって脅威となるものがほしいところです。

勝敗の分かれ目は…

最初の1、2Rは相当ナパオンに押されていました。前回と同様にナパオンが右ストレートをいつでも出せる体制で構えているので、モーションの大きい左ハイを出しづらい状況でした。牽制程度の軽いローキックを出してもそのままタックルされる可能性があるし(実際テイクダウンされていました)、普通にスタンドで打ち合いに行っても組み付かれて倒されたら不利になる……という具合に、非常にやりにくそうでした。

実際に下のポジションになった時は相当ヤバそうでした。元々ナパオンが柔術家で、寝技でもかなりの実力者なので(前回やられた時も、伏線としてグラウンドで苦しめられていたし)、最初の2ラウンド、特に第2Rにナパオンにマウントを取られた時に凌げたのが勝因かなと思います。

(反対に、ナパオンとしてはマウントを取った時にフィニッシュまで行けなかったのが痛かったです…)

「左ハイ以外の武器候補」が出た!

3Rにスタンドの状態でコーナーで組み合っていた時に決定打が出ました。コーナーを背に押されていたミルコがちょっとだけできた隙をついて左ヒジを叩き込んだのです。これはジャストミートでした(古い表現…(^^;))。

組み付いた状態でヒザやショートのアッパー、ヒジを出したりと、強い選手はけっこう組み付いた状態でも有効打を出すことができます(例:ジョン・ジョーンズ、アンデウソン・シウバ、ダン・ヘンダーソン等々)。ミルコには今までコレが全然なかったので、3Rに左ヒジが出た時に

「これはいい武器かも!?」

とその時は感じました。

そんなに甘くないかも…

左ヒジの一発で大きなダメージを与えたので今回の試合では勝てましたが、次回以降も同じように行けそうかというと、そうもいかないかな、と。
組み付いた状態でもヘタに距離を作ってはいけないというのが、今回の試合で明らかになったので、今後のミルコの対戦相手は組み付けばしっかり組みつくでしょう。

しかも、ミルコは既に40歳。PRIDEでバリバリ強かった10年前と比べると、スタミナも動きのキレも明らかに衰えています。瞬間的なパワーはまだあっても、長期戦になると分が悪そうです。これはもう覆しようがないような……

今後は2R以内に決着をつけないと厳しいんじゃないかなと思いました。

終わりに

試合後のインタビューや記者会見を見ていないのでミルコのコメントを確認していませんが、次回以降も「リベンジ」をテーマにした試合を望むのではないかと思います。

以前挙げた予想候補選手は、

ガブリエル・”ナパオン”・ゴンザガ
ジュニオール・ドス・サントス
フランク・ミア
ロイ・ネルソン

でした。

次は、ロイ・ネルソンかな?
と予想しています。

次戦以降もかなり苦しむでしょうし、一度でも無様な負け方をしたらUFCからリリースされる可能性がありますが、もう少しミルコに注目したいと思います。

私と同い年なので(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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