英紙に倣って歴代の「過小評価選手」をリストアップしてみた

先日、英国『デイリー・テレグラフ』紙が選出した歴代「過小評価選手」トップ20に関する記事が出ていました。

こちらです。

英紙が歴代“過小評価選手”トップ20を選出 1位に選ばれたのは?

1位  マイケル・キャリック(マンチェスター・ユナイテッド/現役)
2位  アレッサンドロ・コスタクルタ(ミラン/元選手)
3位  スタン・コリーモア(リバプール等/元選手)
4位  ディルク・カイト(リバプール等/元選手)
5位  ナイジェル・クラフ(リバプール等/元選手)
6位  クリス・ワドル(トッテナム等/元選手)
7位  ジェームズ・ミルナー(マンチェスター・シティ/現役)
8位  ケビン・デービス(プレストン/現役)
9位  ユーリ・ジョルカエフ(インテル等/元選手)
10位  クロード・マケレレ(レアル・マドリー、チェルシー等/元選手)
11位  デニス・アーウィン(マンチェスター・ユナイテッド等/元選手)
12位  マティアス・ザマー(ドルトムント/元選手)
13位  レイ・パーラー(アーセナル/元選手)
14位  ドゥンガ(フィオレンティーナ等/元選手)
15位  ピーター・ベアズリー(ニューカッスル等/元選手)
16位  ミロスラフ・クローゼ(ラツィオ等/現役)
17位  エミール・ヘスキー(リバプール等/元選手)
18位  ゲオルゲ・ハジ(ステアウア・ブカレスト等/元選手)
19位  デス・ウォーカー(サンプドリア等/元選手)
20位  シャカ・ヒスロップ(ウェストハム等/元選手)

英国紙よる選出なので、イングランド出身やプレミアリーグでプレーした選手に偏りが感じられるのは否めません(笑)。そして、「分かる!」と思う選手もいれば(マケレレ、ザマー、ドゥンガあたりは特に納得)、「そうかなあ?」と思う選手もいます。
まあ、人それぞれでしょう(笑)。

こういう選手を挙げるのも面白いので、自分も考えてみました。

独断で選んだ「過小評価選手」

選考基準は、

  1. 現役・元選手含めて思いつく選手10人
  2. 上記にリストアップされていない選手
  3. 実力に見合った認知度がないと思う選手
  4. 完全な独断と偏見♪

です。

マウロ・シウバ(デポルティボ・ラ・コルーニャ/元選手)

1994年W杯アメリカ大会の「裏MVP」だと思っています。ホマーリオ、ベベトの2トップやドゥンガ、ジョルジーニョ、レオナルド辺りが注目されていましたが、ブラジルの中盤が安定していたのはマウロ・シウバが身体を張っていたことによる部分が大きかったです。「ダブルボランチ」という言葉は、この時期から出てきました。ゲームを組み立てるドゥンガと、相手のエースやゲームメーカーを潰すマウロ・シウバの相互補完関係が絶妙でした。

フェルナンド・レドンド(テネリフェ、レアル・マドリー等/元選手)

「サッカーセンスの塊」のような選手でした。フィジカルは優れていなかったものの(ケガも多かった)ゲームの流れを読み取って良いポジションにいち早く行ったり、ボールを奪う技術が素晴らしかったです。ショートパス中心だったけどパス成功率も高く、「エレガント」という言葉がぴったりの選手でした。レアルでは大活躍していたので、マドリードでのレドンドの評価は高いかもしれません。
個人的には「アルゼンチン歴代ベストイレブン」に絶対入れたい選手です。

アレクサンドル・モストヴォイ(セルタ・デ・ヴィーゴ等/元選手)

セルタ時代のモストヴォイは、ゲームメークも得点もできる本当に素晴らしい選手でした。今ではYouTubeでハイライト映像を見ることしかできないけど(苦笑)、もっと評価されて良い選手だったと思います。スペインでは評価が高いのかも。
2002年W杯日韓大会をケガで出場できなかったのが残念でした……

ボド・イルクナー(1FCケルン、レアル・マドリー/元選手)

今はドイツのGKと言えば、ほとんどの人がオリバー・カーンかマヌエル・ノイアーを挙げますが、その前のイルクナーも同等に評価されて良いGKだったと思います。
落ち方を気にしない捨て身のダイビングをする選手でした。代表でもクラブでもキャリアが短かったのですが、プレーそのものは「カーン<<ノイアー≦イルクナー」と思うぐらい素晴らしかったです(ノイアーはこれから更に進化しそうなので、数年後にはイルクナーを超えるかもしれません)。

ルカ・トー二(バイエルン、フィオレンティーナ等/現役)

代表でしょっぱかったために評価が低いですが(苦笑)、クラブチームでは抜群のゴールセンスを発揮している選手です。バイエルンに移籍して1年目でいきなりブンデスリーガの得点王になったし、それ以前のパレルモやフィオレンティーナでも「2試合に1点」以上の確率で得点していました。37歳の今もセリエAで得点王争いの上位にいます。代表でしょっぱかったのが本当に痛い……

イバン・エルゲラ(レアル・マドリー等/元選手)

偉大なフェルナンド・イエロやフェルナンド・レドンドと共にレアル守備陣を支えていた選手でしたが、周りの選手の存在感が大きかったのでそれほど高く評価されていなかったように感じます。イエロが抜けた後は、レアルが「銀河系軍団」になってしまってさらに地味な存在になり……(苦笑)。

ダニエル・フォンセカ(ナポリ、ローマ等/元選手)

ウルグアイのFWだった元選手全体に言えますけど、あまり評価されていないような(苦笑)。近年はスアレス、カバーニ、フォルランの3人が目立っていますが、それ以前にいたフォンセカ、ルベン・ソーサ、アントニオ・アルサメンディ、エンツォ・フランチェスコリあたりはもっと高く評価されて良い選手だったと思います。

アベル・バルボ(ローマ、パルマ等/元選手)

カニーヒア、バティストゥータ、クラウディオ・ロペス、クレスポあたりと時期的に重なってしまったためアルゼンチン代表では目立ちませんでしたが、得点能力が高くてアシストもできる器用な選手でした。ローマでは、トッティの前のローマのキャプテンでした。

ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(リヨン等/元選手)

リヨン黄金時代のエースで、「FKの巨匠」的な存在でした。曲げる・落とす・速度・ブレ玉・精度のどれをとっても一級品でした。しかも、距離も遠近両方いけるという…。FKの歴代最強を選ぶなら、今でも右はジュニーニョ・ペルナンブカーノで、左はシニシャ・ミハイロヴィッチです。ホナウドやホナウジーニョ、ヒバウド、カカらと世代がかぶってしまったので、ブラジル代表で活躍する機会はほとんどありませんでした…。日本ではあまり評価されていないかもしれませんが、フランスでは違うかもしれません。

エウベル(シュトゥットガルト、バイエルン等/元選手)

ホナウド、アドリアーノ、サビオ等とかぶってしまってブラジル代表での活躍が少なかったですね……。バイエルン時代はブンデスリーガ得点王になったこともあります。クラブではアドリアーノより活躍していたと思いますが、アドリアーノほどの「脅威」を感じさせなかったことは否定できません……

終わりに

リストアップされた選手を見ていると、全体的に「他の偉大な選手と時期やチーム、ポジションが重なってしまった」とか「ケガ等でキャリアが短かった」というケースが多いなと感じます。「ちょっとでもタイミングが違っていれば…」、「ケガさえなければ…」と思うことも少なくありません。

書いていてサッカーのビデオが見たくなりました(笑)。

The following two tabs change content below.
ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする