MMAキャリアの長さは最長?ヴィトー・ベウフォート、いろいろすごい

自分が歳をとったせいなのかもしれませんが、スポーツでベテラン選手に対する注目が強くなっているのを感じます。

若い才能あふれる選手にも注目していますが、最近はどうもベテラン選手ばかりです(苦笑)。自分と同世代、またはそれ以上の年齢でも第一線で活躍している選手には、尊敬と同時に応援したい気持ちになります。

例えば、ボクシングならバーナード・ホプキンス(50歳)もそうですが、フロイド・メイウェザーJrやウラジミール・クリチコも無敵の強さながら年齢は40近いです。サッカーだとGKのジャンルイジ・ブッフォン(36歳)やフランチェスコ・トッティ(38歳)。NBAだとティム・ダンカン(38歳)やコービー・ブライアント(36歳)、元ボストン・セルティックスのBIG3(ポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレン。37~39歳)。マラソンだと「皇帝」ハイレ・ゲブレセラシエ(41歳)。トライアスロンだとクレイグ・アレキサンダー(41歳)等々。

MMAでもランディ・クートゥアという「レジェンド」がいましたし、私と同い年のミルコ・クロコップもUFCにカムバックしています。

そんな中、「コイツも長いよなあ」と思うのがヴィトー・ベウフォートでした。

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「超新星」と言われて早18年…

ベウフォートがUFCにデビューしたのは、1997年。当時19歳でした。
19歳でUFCデビューしていたことに、まず驚きです。今そんなに若い選手はそれほどいないはずです。ただ、当時はまだMMAという競技そのものが黎明期だったので、「参入障壁」が小さかったのもあったのかなと。そこからずっと現役をつづけているのがすごいです。

さらに驚きなのは、当時はヘビー級だったことです。筋肉ムキムキでした(「ドーピングしてたんじゃないか?」とか噂もありますが、当時の真相は不明なのでノーコメント)。しかも、柔術がバックボーンとされていたのに、ファイトスタイルはイケイケなボクシング&レスリングで(笑)、サブミッション(関節技・絞め技)はほとんどなかったような。そんなところも特徴的でした。

で、体格・骨格的にヘビー級はキツかったのでしょう。後に階級を下げてライトヘビー級でUFCチャンピオンになりましたし、ついこないだもライトヘビー級のタイトルマッチに挑戦していました(ジョン・ジョーンズに惜敗)。

そしてまたすごいのが、もう一つ階級を下げていることです。
今、ミドル級。84kg以下の階級です。ランディ・クートゥアはヘビーとライトヘビーで活躍しましたが、ヘビーからミドルへの3階級転進で、しかも各階級の第一線で活躍しているのは他にいないような…。しかも「上げる」のではなく「下げる」方向の3階級。相当しんどいはずです。

若い頃に無理やり筋肉をつけた感があったので(繰り返しますが、ドーピングかどうかはノーコメント)、もしかしたら今の方がラクなのかもしれません(笑)。今のミドル級ぐらいの階級の方が、体格的に合っているようにも見えます。

これまでにドーピング検査に引っかかったことが複数回あったことも特筆すべき(残念な)点ですが、それで出場停止処分を経てなおも現役を続けているのは、やっぱりすごいなあと思います。大きなダメージを負ったケガをしていないから、というのが大きいのでしょう。

何度目のタイトルに挑戦?

こないだUFCのサイトを見て知ったのですが、5月にミドル級のタイトルマッチに挑戦するようです。チャンピオンのクリス・ワイドマンは、「絶対王者」アンデウソン・シウバに連勝しているし、打撃・レスリング・グラウンドと穴らしい穴がないので、けっこう厳しいかも。

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でも、最後のチャンスかもしれないな、とも思うので、この試合はベウフォートを応援したいなと思っています。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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