ミラン売却…この流れ、しばらくつづくのでは?

昨日、ミランの名物オーナー、シルビオ・ベルルスコーニ氏が、ミラン株式の75%を中国市場に売却したというニュースがありました。

ミラン株式75%を中国人実業家に売却へ ベルルスコーニ名誉会長認める

オーナーが代わっても当面はベルルスコーニ氏とそのご令嬢が経営するようですが、外国資本への売却ということで「ミラン、お前もか…」という印象のあるニュースです。

「金持ち」から「もっと金持ち」へのオーナーチェンジ

このテのオーナーチェンジは、ミランが初めてではありません。これまでにサッカークラブでは、いくつものチームがオーナーの交代(クラブ売却)が行われています。しかも、外国資本へ。

下記はほんの一例ですが、

マンチェスター・ユナイテッド: グレーザー一族(米国)
マンチェスター・シティ: アブダビ・ユナイテッド・グループ(UAE)
パリ・サンジェルマン: カタール・スポーツ・インベストメント(カタール)
インテル: エリック・トヒル氏(インドネシア)
チェルシー: ロマン・アブラモヴィッチ氏(ロシア)
アーセナル: スタン・クロンケ氏(米国)&アリシェル・ウスマノフ氏(ロシア)
フラム: シャイド・カーン(米国)
マラガ: シェイク・アブドゥラ・ビン・ナッサル・アル・タニ氏(カタール)

と、すぐにこれだけ挙がります。
そう考えると、最近のすう勢の中でミランも同じように買収されることになったのかなあと。

上記の中では、アーセナルのスタン・クロンケ氏はラピッズ(MLS)、ナゲッツ(NBA)、アバランチ(NHL)のコロラドの3チームのオーナーだし、NFLのセントルイス・ラムズのオーナーでもあります。また、マンチェスター・ユナイテッドのグレーザー一族は、NFLのタンパベイ・バッカニアーズのオーナーでもあります。

そんな感じで、本業で巨額の富を築いた超大金持ちが買収してクラブを所有するという、今までにもあった流れが続いているようです。

ベルルスコーニ氏や、少し前だとベルナール・タピ氏(マルセイユ)やヘスス・ヒル氏(アトレティコ・マドリー)等の大金持ちがそうしたように、現在の「超」大金持ちがかつての大金持ちから買収している、ということなのでしょう。
冷めた見方ですが…

今回の「違い」は何?

今回もクラブの買収そのものは驚きではないかなと思うのですが、冷静に見れば

  • ここ約30年で大きな成功を収めた名門ミランの買収であること
  • 名物オーナーのベルルスコーニ氏が売却したこと
  • 売却先が初めての(?)中国資本であること

が「違い」かなあと思っています。

個人的には、売却先のことは気になりません。世界中の超大金持ちが名門クラブのオーナーになって、より一層名を広めたいという欲があるだろうことは容易に想像できるからです。日本のプロ野球球団もそうですよね。

もしミランの売却先が日本企業だったとしても、同じように「マジかよ…」と思ったことでしょう。そう考えると、「ミランが売却された」というたった一つの事実が驚きなのだと感じます。

終わりに

サッカーのクラブが超大金持ちに買収されるケースは、ここ10年くらいの間にちょいちょい起こっているので、まだしばらくありうるかなと見ています。
近年のミラン、インテルというビッグクラブの買収は驚きですが、まぁカネにモノを言わせられる人が、世界にはけっこういるんだってことかと(笑)。

他のスポーツでも同じようなケースはありますが、サッカーに多いのは、やっぱりスポーツそのものが世界的に人気で有名だからであって、クラブの知名度を利用して自分の(または自社の)知名度をより高めたい、という意図があるのでしょう。
オーナー的には、長期にわたる広告宣伝費のような感じでしょうかね……

次はどこでしょう……?

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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