サッカーのユニフォームでこれから起こりそうなこと

ここ10年ぐらいの話だと思います。
サッカーでは、毎年ユニフォームのモデル(デザイン)チェンジが行われるようになりました。

選手の年俸・移籍金が高騰しつづけているので、チームにとっての(そして、メーカーにとっての)貴重な収益源であるグッズ売上を維持・向上させるには不可欠な施策なのでしょう。

以前は「毎年」ではなかった

以前は、「毎年」ではありませんでした。概ね2~3シーズンに一度の頻度でした。
そのため、ユニフォームの「賞味期限」ももう少しありました(笑)。

例えば、1990年にW杯で優勝した西ドイツ代表のユニフォームが初めて登場したのは、1998年のEURO西ドイツ大会直前でした。「EURO~W杯予選~W杯本大会(プラスその後しばらく)」と同一デザインでした。

それが今では、EURO予選・EURO本大会・W杯予選・W杯本大会と、全て別デザインのユニフォームになることもあります。ファンは大変ですね……(苦笑)

秀逸だったのは、アンブロのイングランド代表モデル。

ユニフォームのどこかに「選手の着用期間」が明記されていました。
例えば、写真の2002年W杯日韓大会モデル(7番といえば、あの元選手ですね)には、フロントの赤ラインの下に

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「KICK OFF:2001年4月23日 FULL TIME:2003年4月23日」

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と書いてあり、2年間であることが表示されていました。
こんなふうに2年毎(またはもう少し)の頻度だったのです。

これから何が起こるか?勝手に予測

近年は毎年のようにモデルチェンジしていますが、これから起こりそうな(と思っている)ことが2つあります。

1.「毎年」が「半年毎」に頻度アップ

選手の移籍金・年俸の高騰が止まらない状況では、クラブとしては全ての収益源を伸ばしつづけなければなりません。観客動員数、グッズ売上のようなファンからの収益だけではなく、TV局からもらう放映権料も、メーカーからもらうライセンス料も全て。

そして、メーカーもクラブに払うライセンス料が上がるなら、ユニフォームをどんどん売らなければなりません。となれば、どんどんモデルチェンジして、ファンにその都度買ってもらわないといけません。

リピート頻度を上げなければならなくなるのかなぁ、と。

2.デザインのネタ切れ

既にその兆候が見えているのですが(苦笑)、頻繁にモデルチェンジを繰り返していれば、いずれネタ切れを起こすでしょう。

バルサのように伝統の「タテ縞」を「ヨコ縞」に変えたり、ベースカラーそのものを変える、なんてこともやらかすかもしれません。

純白が基調のレアルや、白×黒のタテ縞のユーベのようなベースがシンプルなチームは、そろそろヤバいんじゃないかと……

まとめ

熱烈に応援しているチームがあるならモデルチェンジの都度ユニフォームを買うのもアリでしょうけど、そんなに頻繁に買えないという人にとっては、買うタイミング(いつのモデルが一番カッコいいかの見極め)も重要になってきています。

しかし、最近はユニフォームの価格も上がっているような……

このままだと近い将来ファンが付いてこれなくなって、グッズ収益が頭打ちになるかもしれません……

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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