冬開催ならやめてもいいのでは?2022年W杯開催時期について

2022年にカタールで行われることになっている次々回のFIFAワールドカップ(以下、W杯)。

決定プロセスの段階で、「裏取引があったんじゃないの?」とか「アヤシイよな」という声がチラホラ出ていましたが、開催時期が冬になるのだそうです。

FIFAが2022年カタールW杯の冬季開催を発表。決勝は12月18日

記事によると、

開催の日付はまだ決まっていないが、決勝戦は12月18日に行われることが決定している。

なお開催期間に関しては、以前より短い28日間だと伝えられた。よって予定通り開催されるのであれば、カタールW杯は2022年11月20日に始まることになる。なお2019年から始まる予選など日程は、未だ決まっていないとされている。

だそうです。

「12月なら、選手が暑さで疲弊することがないから良かったよね~♪」

で片づけるわけにはいきません。
12月は既に欧州でも南米でも国内リーグ等まっただ中です。この時期の開催は、各国のリーグ戦中断を意味します(代表選手不在のまま敢行しても、観客も視聴者も集まらないでしょうからね)。

加えて、シーズン中にW杯があるからと代表選手が離脱して、W杯中に大ケガでもされてシーズン再開を迎えたら最悪です。選手が全員W杯後にケガなく戻って来る保証もありませんし、時期的に見てほとんどブレイク(休暇)なく再開でしょう。

クラブチームにとっては非常にリスキーです。当然ながら、プロリーグの協会やクラブチーム関係者は猛反対なのです。

そんなこと、初めから分かっているはずなのに、なんでカタール開催にこだわるのでしょう?今回の冬開催決定は、以前とも矛盾があるので理解に苦しみます。

矛盾1.「エアコンスタジアム」はどうなったのよ?

カタールはW杯開催国招致の段階で、夏場開催の問題が指摘されていました。

「暑すぎるっしょ。選手ヤバいよ」

シンプルです。
欧州との時間差が+2~3時間なので、試合は(現地時間で)夜遅めの時間になることが予想されますが、それでも6~7月は平均気温で30℃オーバーなので暑さがハンパではないのです。

そこでカタールの招致委員会は、「会場はエアコン完備の屋内スタジアムにするから大丈夫で~す」と発表して、問題ないことを強調しました。実際、見本としてエアコン完備のミニスタジアムをチャチャッと作り上げてアピールしていたようです。

そこでFIFAが「そんなことができるんなら、まあいいか」と思ったのかどうか知りませんが(笑)、カタール開催に決定しました。

「おいおい。エアコン完備のスタジアムなら大丈夫じゃないのかよ?」

と、真っ先に思ったのですが、これ、どうなったのでしょう?

矛盾2. ブラッター、話ひっくり返した?

上記の「エアコンスタジアム」の計画があったとはいえ、一部のFIFA幹部からは

「カタールでやるんなら、やっぱり冬開催の方がいいんじゃないの?試合中は大丈夫だとしても、練習とか移動とかオフの時とかしんどいでしょ。観客も大変でしょ」

という声も上がっていたようです。
しかし、現FIFA会長のゼップ・ブラッターが「現段階では6月から7月(夏季)開催が決定事項なの!」と突っぱねた、という記事を以前見ました。なので、

「あれあれ?話変わった?ひっくり返した?
決定事項じゃなかったの?決定事項をひっくり返した?」

というツッコミが出てきます。
さらに言えば、

「決定事項をひっくり返すんなら、カタール開催もひっくり返せばいいんじゃないの?」

とも思います。

終わりに

プロのリーグ戦を中断させてでもカタールでの開催を強行しようとしているところを見ていると、

「やっぱりアレがあったんじゃないの?」

という疑念が拭えません……(苦笑)

こういう政治色の強い世界で100%クリーンなことはほぼないだろうというのも承知していますが、ここまでアヤシサを感じさせるのもどうかなあと思います。

今からでも遅くない。まだ7年ある。
開催国、決め直したらどうでしょう?

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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