アスリート史上初の「ビリオネア」はやっぱり「あのお方」だった

昨日、米誌『フォーブス』が発表した、2015年の世界長者番付に関する記事がいくつか出ていました。
日本人トップの経営者が世界では何位だったとかの記事が多い中、私は「あのお方」が「ビリオネア」入りしている記事に注目しました。

マイケル・ジョーダン氏 世界の富豪の仲間入り!資産1200億円

(以下引用)

同誌によると、ジョーダン氏の資産は10億ドルで、世界に1826人いる富豪中1741位、米国内では513位となっている。同オーナーは10年3月にホ軍の株式の80%を取得。13年には89%までその比率を高めていた。同誌によればホ軍の資産価値は7億ドル(約840億円)で、ナイキからの収入などを含めると、実質的な資産は10ドルを超えるとしている。

スポーツ界の最高位は、215億ドル(約2兆5800億円)を所有するNBAクリッパーズの新オーナー、スティーブ・バルマー氏(58)で35位。次いでNBAトレイルブレイザーズとNFLシーホークスのオーナーで、マイクロソフト社の共同創業者の1人でもあるポール・アレン氏(62)が175億ドル(約2兆1000億円)で51位にランクされた。

スポーツ界にジョーダンよりも上位にいる人がいるものの、みんな実業家兼オーナーで、スポーツ以外のビジネスで稼いだお金をスポーツに回している人たちです。

記事には出ていませんが、サッカーチームのオーナー等もいるでしょう。
例えば、チェルシーのロマン・アブラモヴィッチ氏やマンUのマルコム・グレーザー氏などは、もう一ケタ多い金額でしょうから……(汗)

ジョーダンは、アスリート(現役・元を問わず)としては史上初の「ビリオネア(10億ドル長者)」になったと言えます。
それはそれで凄いのですが、あのジョーダンよりも上に1740人も大富豪がいるという事実にも驚愕です……(汗)

冷静に考えてみた

ほぼスポーツだけで10億ドルもの資産を積み上げているのですから、そこだけ見ると「おぉー!すげー!」と思うばかりですが、冷めた目で考えてみると、「ん?」と思うこともいくつかありました。

 これって「純資産」?

「資産」とだけあるので、負債もネットしているのかどうかが記事だけでは不明です(よく調べれば分かるのでしょうけど……)。

ジョーダンは約8年前に前の奥さんと離婚していて、その時の慰謝料が1億5000万ドルと言われていました。当時あった財産のある程度の割合を払ったはずなのに、なんであっという間に10億ドルに達したのだろう?と思いました。

「もしかして、ホーネッツ株式を買い取る時にけっこう多額の資金調達(借入)をしたんじゃないの?借入金とネットすると、10億ドルもないんじゃないの?」

のようなゲスい考えも一瞬しました(苦笑)。

しかし、もう少し考えてみて、この疑問は自己解決しました。

「時価評価」だった

記事には「シャーロット・ホーネッツの資産価値は7億ドル(約840億円)で、ナイキからの収入などを含めると、実質的な資産は10億ドルを超えるとしている」とあります。詳細な内訳は不明ですが、約7割はホーネッツ株式の時価評価額のようです。

もちろんホーネッツ株式はジョーダンが所有しているものなので、それをカウントしていることには異論ありませんが、ホーネッツの評価次第では変動しうるものだということも考慮に入れた方がよいでしょう。今後上がる可能性もありますし、下がる可能性もあります。

(これはほとんどの「ビリオネア」に共通でしょう。どの「ビリオネア」も、資産の多くは株式だと思われるので…)

ジョーダンのホーネッツ株式の取得価額は、2010年の80%取得時が2億7500万ドルだったそうです。

ということは、前の奥さんと別れてホーネッツ株式を取得した当時、それだけの購入資金ならあったんだろうな、と想像できます。仮に借入をしていたとしても、1億ドルぐらいだったのではないでしょうか。

9%追加取得した時の取得価額は不明ですが、80%分と合わせてでざっと3億ドルぐらいではないかなぁと。

ということは、ホーネッツの時価が約5年で倍増したことになりますね……(汗)

まとめ

「ホーネッツ株式の時価をどうやって算定したのか?」とか、考えれば疑問はまだまだ出てきますが、ジョーダンにそれだけの資産があることは確かなのでしょう。

「元相方」のスコッティ・ピッペンは資産運用を誤って、現役時代に稼いだお金の大半を失ったという記事を数年前に見たので、ジョーダンは引退後も堅実にビジネスをしていると言えます。

アスリート初の「ビリオネア」はジョーダンだろうなと思っていましたが、その通りでした。将来的にはタイガー・ウッズに「次」の可能性がありますが、昨今の事情だと雲行きが怪しいですね…。

あとは、ボクシング界で堅実にビジネスをやっているオスカー・デラホーヤかなぁ?と、今は思っています。

The following two tabs change content below.
ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする