日本サッカーの決定力不足は「蹴り込み不足」が原因らしい…

昨日、以下の記事を見つけたので読んでみました。

サッカー:得点力向上へ「蹴りこみ強化を」各世代で課題共有 協会スタッフ会議

記事によると、

約8時間の会議で導き出された答えは育成世代での蹴り込み、メンタル強化の必要性だった。ベラルーシ遠征に同行した木村ダイレクターは「蹴り込みが足りない。ミドルを打っても“パチン”と絶対に入らない音がする」と指摘した。

だそうです。

「え~っ!? 8分、いや8秒で出せそうな結論を出すのに、代表のスタッフが寄ってたかって8時間もかかったの!?」

というのと同時に、

「それで出た結論はソレなの?」

という、何とも言えない感じがしました(笑)。

決定力不足。
簡単に言えば、ここぞという場面でシュートを失敗してしまう、シュートがそもそも枠に入らない、ということです。

日本サッカーでは、かれこれ20年、いや25年以上聞く言葉です。それ以前も決定力があったわけではないので、ず~っと続いていると言っても良いかもしれません。

決定力が上がれば必然的に得点数も増えますし、そうなれば試合に勝つ可能性も高まります。それゆえ「決定力不足」は、なんとしてもクリアしたい課題なのは間違いありません。

でも、本当に「蹴り込み」と「メンタル」が原因なのでしょうか?

日本の小学生~高校生の若い世代の練習をチラと見ていても、シュート練習がそんなに不足しているようには見えません。
昨今の「パスサッカー」の流行に乗って、パスを上手くつなげる練習が増えてきているかもしれませんが、それでシュート練習がおざなりになったようには思えませんし、欧州・南米の強豪国の若い世代が圧倒的な数のシュート練習をこなしているとも思えません。

メンタルは「確かに…」と思える部分がなきにしもあらずですが(笑)、「強化しよう!」と言ってすぐに強化できるものでもないし、その分野の専門家を呼んで効果が出るようにも思えません(出るなら苦労しません(^^))。

それに、「そもそも代表選考の段階でメンタル的に強い選手を選んでいたんじゃないの?」とも思います。
(選手のメンタルの強さも考慮して選んでいないのなら、選考する側に問題があるでしょう)

アマチュア・エセ評論家(笑)的視点で見ると、日本サッカーの決定力不足の根底には、

「強烈なシュートを決めたい症候群」

を長く引きずっているのでは?と思っています。

強烈なシュートを決めたいという欲が、「得点すること」そのものよりも大きくなっているように感じられるのです。

日頃のシュート練習で、ゴールポストギリギリのサイドネットを意識的に狙って打っている若い選手は希少でしょう。ゴール目がけて思い切り打つ。それだけの選手ばかりです。今も昔も。なので、試合でもゴールが見えたら思い切り打つけれど、コースが全然コントロールできていないのかなあと(かくいう私もそうでしたので)。

蹴り込みを増やすことよりも、蹴り込みの時の意識レベルを高めることの方が大事では?と思うのです。

「強烈なシュートを決めたい症候群」の背景には複数ありそうです。

例えば、サッカー漫画。どの漫画でもゴールシーンは鮮やかなものしかありません。中には、ゴールネットを突き破ってしまうようなシュートもありましたね(笑)。
ああいうのを見れば、必然的に強烈なシュートに憧れを抱くのは仕方ないのかなあと感じます。

また、実際の試合でのハイライト集もそうです。今だと、C・ロナウドやメッシ、イブラヒモヴィッチらの鮮やかなゴールシーンばかりが取り上げられるので、若い世代ならそれに憧れてしまいます。

本当は、いわゆる「ごっつぁんゴール」でも得点を量産する選手は称賛されるべきですが、現状はそうでもないように見えます。

時速120km超の強烈なシュートでもゴールにならなきゃ意味がないということ、そして触るだけ・押し込むだけの「ごっつぁんゴール」でも決まれば同じ1点だということを脳ミソに染み込ませることが大事じゃないかなあと思っていますが……

どうなんでしょう?

ところで、ハビエル・アギーレ代表監督がやはり解任になったそうですが、スルーします♪
良い後任監督が見つかるといいですね♪

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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