私が尊敬する女性アスリート、クリッシー・ウェリントン

私のプロフィールの「好きなスポーツ選手」には、一人だけ女性アスリートがいます。トライアスリートのクリッシー・ウェリントン(英国)です。

2011年のアイアンマン世界選手権優勝後に第一線から退いて、今はレースには出ていませんが、現役時代は本当に素晴らしい選手でした。

chrissiewellington

強いだけではない

クリッシー・ウェリントンは、毎年10月にハワイ島コナで行われるアイアンマン世界選手権に、3連覇を含む4度の優勝をしました(2010年だけ体調不良で出走取りやめ)。

フルのアイアンマンのレースでは結局無敗のまま引退しました。出走したフルのレースは、全て1位だったということです。女子で1位なうえに、男子トッププロも含めた全体でも20位前後(あるいはそれ以内)だったりしました。

そのうえ、アイアンマンディスタンス(スイム3.8㎞、バイク180km、ラン42.2km)の女子最速タイム世界記録保持者でもあります(8:18:13)。

とにかく勝負に強く、アスリートとしても凄いのですが、私もそれだけでは惹かれません(笑)。「強けりゃそれだけでいい」とは思っていません。

とにかく笑顔

私がクリッシー・ウェリントンに惹かれるのは、レース中もスタートからゴールまで笑顔でいるところです。

スイムを終えて海から上がってきたときもニコニコの笑顔でバイクのトランジションへ走って行き、バイクのスタート時に声援を受ければニコニコ笑顔。さらにバイクで先頭を追いかけているときも(中継のカメラを意識しているのか、していないのか)笑顔でポーズをしたり。一番苦しい最後のランでも、声援には笑顔でした。

レースを楽しんでいるのでしょうけれど、あの長丁場のレースで終始笑顔でいられるのは容易ではないです(当たり前ですが)。

必死に走っているときも表情は穏やかで、険しい表情をほとんど見たことがありません。それでアイアンマンのレースで全勝していたのが、とにかくすごいのです。

「スイムではトップにはならず(それでも上位)、バイクとランで逆転して優勝」というのが彼女の必勝パターンだったのですが、バイクで前を走る選手を追い抜くときは、

「先に行くわよ。頑張りましょう!」

という感じで、手で合図します。

また、ランで追い抜くときも同じように

「私は先に行くわよ。残りあと少し頑張りましょう!」

という感じで前の選手の肩をポンと軽く叩いて、一瞬で抜き去ります(他の選手と並走するところを見たことがありません…)。

そんな他選手への敬意を絶やさず笑顔でレースを快走するところが素晴らしく、同時に素敵だと思うのです。

レース外でもスマイル

しかも彼女は、レースでぶっちぎりの1位でフィニッシュしてもそそくさと休憩室や控室には行かず、追い抜いた上位選手がゴールするまで待ち、ゴール後にはお互いにハグして労い合います。8時間超のレースを終えて、ただでさえヘロヘロの状態であるはずなのに、です。

一緒に苦しいレースを戦い抜いた選手たちと「おめでとう」を言い合う姿勢と笑顔が、とても素晴らしいのです。
(「素晴らしい」以外の上手い表現が見つからない……(^^;))

そもそもTwitterのアカウント名が「chrissiesmiles」なので(笑)、本人も笑顔を大事にしているんだなぁと思います。

私も彼女に倣って、レースの時は笑顔でいつづけるように努めているのですが(レースのカメラマンが映す写真に笑顔で映りたいのもあります…(^^))、これがすごく大変……。特に30km過ぎてからは、かなり引きつっているのではないかと…(苦笑)。

そんなわけで彼女のレースでの活躍シーン(YouTubeやDVD)は、見ていていつも清々しいです。私のレースやトレーニングのモチベーションになります。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士