UFC182の注目の一戦、ジョン・ジョーンズvsダニエル・コーミエ

いよいよUFC182が迫ってきました。

先日も書きましたが、なんといってもメインのライトヘビー級タイトルマッチ、ジョン・ジョーンズvsダニエル・コーミエの一戦に大注目しています。

打撃とスピードのジョーンズか?

チャンピオン、ジョーンズの持ち味は、なんといっても予測し難い打撃にあります。

これといった打撃格闘技のバックボーンがなく(レスリング出身)、YouTubeの映像を見て学んだそうなので(笑)、思いもよらないタイミングでバックハンドブローや飛びヒザ、アッパー、ヒジ等が繰り出されます。

「正統派」の打撃を習っている相手にとっては予測し難く、攻略しづらいのが特長です。

最初に見た試合は、PRIDEで強かったマウリシオ・ショーグンが相手でしたが、あのショーグンが勢いでも得意の打撃でも圧倒されていたので驚きでした。それ以降もリョート・マチダやラシャド・エヴァンス、チェール・ソネン等の実力者にも完勝して、ライトヘビー級では頭一つ飛び抜けた存在になっています。

手足が長くて、一見すると典型的な打撃系選手(アンデウソン・シウバのような)に見えるのですが、学生時代にレスリングでいいところまで行ったことがある実力があるので、組まれてもなかなか倒されませんし、倒されてもすぐに立ち上がれます。グラウンドで下のポジションになったことがほとんどないので、まだグラウンドでの底が見えていません。

今回もコーミエにテイクダウンされることなく打撃で勝った場合、末恐ろしさが一層増すことになります……

レスリングとパワーのコーミエか?

一方、挑戦者のコーミエの武器は、レスリングです。

MMAで戦う前は、レスリングでアテネ五輪、北京五輪の米国代表になるぐらいの実力の持ち主でした(この間、プライベートでいろいろあったようです)。ヘビー級で戦っていて、あのヒョードルに圧倒して勝ったアントニオ・シウバにKO勝ちしましたし、ジョシュ・バーネットにもグラウンドでコントロールして判定勝利しています。

レスリングのテイクダウン能力もさることながら、相手を倒してからのコントロールも素晴らしいです。そのままヘビー級にいたとしても、パワー勝負でトップクラスだったでしょう。

そんなコーミエがヘビー級からライトヘビー級に階級を落としたのには、ワケがあります。

それは、UFCヘビー級チャンピオンのケイン・ヴェラスケスが同じ所属チーム(AKA。American Kickboxing Academy)の選手だからです。

普段一緒に練習し、プライベートでも仲が良いので、試合で殴り合う(しかもヘッドギアやレガースのような防護アイテム無しで)のはお互い出来ないということです。ここは個人的には仕方ないかなあと思っています(自分も、同じジムの人や仲間とは試合したくないと思うので)。

いずれにしても、コーミエはジョーンズをテイクダウンして、上のポジションをキープすることが、勝つための条件でしょう。一筋縄ではいかなさそうですが、注目でもあります。

まとめ

正直なところ、展開も勝敗も全く予想できません(笑)。

ジョーンズが何事もなく勝ちそうにも思えるし、コーミエがジョシュを倒した時のようにジョーンズを圧してしまうのでは、とも思えます。それだけにこの試合には注目しています。

ジョーンズが勝ってしまったら、ライトヘビー級でのジョーンズの「絶対王者路線」はもうしばらく続くのではないかと思います……

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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