ニックネームのない超有名ボクサー

「Iron」、「Real Deal」、「Pride of Britain」、「Sugar」、「Golden Boy」、「Executioner」、「Money」、「Alien」、「Krusher」、「Sweat Pea」、「Finito」、「Magic Man」等々。

海外のボクサーには、ニックネームがついている選手が非常に多いです。
そんな中、「え?この人ニックネームないの?」というボクサーが一人いました。

それは、

ロイ・ジョーンズJr

です。

ボクシングでは有名も有名。ミドル、スーパーミドル、ライトヘビー、ヘビーの4階級を制覇したボクサー。ミドル級出身でヘビー級のチャンピオンになったのは史上2人目で、しかも106年ぶりという大快挙でした。

1990年代後半~2000年代前半は「パウンド・フォー・パウンド(階級を度外視した実力)」で最強だと言われていました。

そんなロイ・ジョーンズJrですが、なぜかニックネームはありませんでした。
いつも試合前のコールは、

「ローィ ジョーーーンズ ジューーーーーーニアァァ!」

と、名前だけでした。

トランクスにも基本的には「JONES JR」という刺繍しか入っておらず、ニックネームらしきものも一切入れていませんでした。

何かあっても良さそうなものですが、なぜかありません。
なぜないのか理由は未だに不明です……

しかし、そんなジョーンズも「1試合限定」でニックネームを付けたことがあります。

それはジェフ・レイシーと試合をした時のことです。
ジェフ・レイシーは、左フックを得意とするパワフルなボクサーで、IBFのスーパーミドル級チャンピオンになったことがある大物ボクサーでした(今も現役)。

ニックネームは「Left Hook」(笑)
得意なパンチをそのまんまニックネームにするボクサーとしても有名です。

ロイ・ジョーンズJrは、ほぼあらゆるパンチが得意でしたが、左フックでもレイシーに負けないぞとばかりに、試合前からいろんなメディアを通して挑発していました。そして、その試合限定で自分のニックネームをこうつけました。

「Captain Hook」

上手い!(笑)

「フック」のシャレで、フック船長を名乗りました。
そして、試合前日の記者会見での恰好もこんな感じでした。

capthook

面白いと思いつつ、プロ根性を感じさせるなあと感心しました。

そんなロイ・ジョーンズJr。ヘビー級チャンピオンになったのをピークに、衰えが隠せなくなっていますが、ライトヘビー級を席捲していた時は本当にケタ外れの強さでした。フィジカルがハンパではなく、真似することが難しいファイトスタイルですが(笑)、強かった頃のジョーンズは一見の価値ありです。

今でも「私の好きなボクサーベスト5」にランクインしています。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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