ユニフォームの「伝統崩壊」を防ぐ方法を考えてみた

先週、バルサの来季ユニフォームが横ストライプになるという内容の記事を書いてから、

「じゃあ、どうすればいいんだろう?」

と考えてみました。

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デザインはもはやネタ切れでは?

近年では、ユニフォームが毎年モデルチェンジしています。ユニフォーム等のグッズ販売も、クラブにとっては立派な収入獲得手段であり(メーカーの収入獲得手段でもある)、その収入を元にチーム強化を図ることを考えれば無下に否定することはできません(個人的には2年ぐらい同じデザインでもいいんじゃないかなあ、とは思いますが)。

それによってどうなったかというと、私はデザインのネタ切れが起きたのではないかと思っています(と、先日の記事にも書きました)。バルサが横ストライプになったり、インテルがピンストライプになったり、ミランがおかしな縦縞になっているのは、もはや伝統的なストライプのデザインでのネタが尽きているからだと勝手に推測しています。

で、ネタが尽きるとどうなるかというと、メーカー側は奇をてらったデザインに変えようとします。良く言えば「斬新にする」、悪く言えば「とってもヘンなデザインにする」という感じです。

このままいくと、この流れは他のチームにも及ぶのではないかと懸念しています。特に、レアル。レアルのユニフォームは伝統的に純白です。「エル・ブランコ(El Blanco、白という意味)」という呼称もあります。袖のラインと首&裾の部分以外は変えようがないのですが、いい加減ネタ切れでしょう。そろそろおかしなことになるのでは?と思うのです。

どうすればいいか?

こんなメーカー都合(チーム都合でもあるのかもしれないけど)の伝統崩壊はイヤだなあと個人的に思っているのですが、ではどうすれば食い止められるでしょうか?(もしくは、その可能性ができるでしょうか?)

前提として、クラブ(とメーカー)の収入確保との両立が必要でもあります。

少し考えて思いついたのが、コレでした。

「クラシック・モデル」として、過去のデザインのユニフォームでのプレーを認める

何のことかというと、最近のMLBやNBA、そして日本のプロ野球の流れを取り入れるのです。

MLBでは、シーズンの一部の試合では数十年前の昔のデザインのユニフォームで試合をします。
インターリーグでヤンキースvsメッツや、ホワイトソックスvsカブス等の同一都市での試合の時によく見られます。

NBAでも、最近は頻繁に過去のデザインのユニフォームで試合をすることがあります。日本のプロ野球でも、交流戦の時などによくあります。

今の選手が20年以上前のデザインのユニフォームを着てプレーしている姿を見るのも、意外と斬新だったりします(笑)。

ただし条件がある

でも、これができるのも条件つきではあります。少なくとも3つ考えられます。

メーカーとの兼ね合い

第一に、サッカーのクラブの場合は契約上、現在契約しているメーカーのデザインしか使えないことです。

例えば、レアルなら現在メーカーはアディダスなので、過去に契約していたhummelやKelmeのデザインは使えません。アディダス時代のものしか使用できません。でも、それでもジダンがいた頃のモデルを使用することはできますね。

バルサも、現在はNIKEなので、ホナウドやホマーリオがいた当時のKappaのデザインや、その前のMeybaのデザインは使用不可です(Meyba時代を知っている人がいたら、かなりのマニアです(^^))。でも、100周年記念モデル等のカッコいいデザインを使うことはできます。

ミランも同様です。Kappa時代、Lotto時代のデザインは無理ですが、ファン・バステンやフリットがいた頃のモデルを使用することができますよね。

バイエルンは、けっこう自由度がありそうです(長いことアディダスなので)。

スポンサーとの兼ね合い

第二に、ユニフォームにプリントされるスポンサーの問題です。
デザインを過去のモデルにしても、スポンサーまでかつてのものにすることはできないでしょう。

例えばレアルだと、今はエミレーツ航空なので、ジダンらがいた頃のシーメンスをそのまま使用することは無理でしょう。

ただ、これは現在のスポンサーをそのままプリントすれば良いだけなので、それほど問題はないかなと思います。

(個人的には、アトレティコが昔、映画「スパイダーマン」のロゴをプリントしていたモデルが秀逸でしたけど(^^))

リーグ運営側との兼ね合い

第三に、リーグ運営側のレギュレーションの問題です。
深く調べてないので推測ですが、今までに上記アイデアを取り入れていないのは、リーグで「ユニフォームはシーズンを通して同一のデザインでなければならない」のような規定があるのではないかと思っています。

私のような素人でも思いつくことを、ビジネスの第一線のプロが思いつかないわけがありません。これをやっていないということは、そういうルール上の障害があるからでは、と思います。

でも、そんなルール(があれば)変えてもいいのでは、と思います。
「今日は、いつの時代のユニフォームで出てくるんだろうか?」という楽しみもある方が、ファンの楽しみも増えるのではないかと思うのです。
応援に着ていくユニフォームのチョイスに困るかもしれませんが(笑)。

まとめ

C・ロナウドがラウールと同じモデルのユニフォームを着たり、メッシがヒバウドやホナウジーニョと同じモデルのユニフォームを着たり、ロッベンがマテウスと同じモデルのユニフォームを着るのもアリではないかな、と思います(背番号を合わせてみました)。

過去に秀逸だったデザインもあるので、復刻してほしいなという希望込みです(笑)。
バルサやレアルの100周年記念モデルとか、インテルのCL制覇モデルとか、ミランのオランダ・トライアングルがいた頃のモデルとかはメーカー的にも復刻可能なはずです。

実現できないチームやモデルもありますが(アーセナルはもうNIKE時代には戻れないし、マンUはUMBRO時代に戻れない)、できるところはやってほしいなと思います。いちサッカーファンとして。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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